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新横浜ラーメン博物館に青森「八戸麺道 大陸」復活!30周年企画・あの銘店をもう一度

八戸麺道 大陸

新横浜ラーメン博物館は、30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を実施中。

プロジェクトの第9弾では、青森・八戸「八戸麺道 大陸」が2022年12月16日(金)から2023年1月9日(月)まで出店します。

同店は、プロデューサーとして「支那そばや」佐野 実氏を迎え入れた「新ご当地ラーメン創生計画 第2弾 八戸編」にて2002年3月~2003年2月の期間、同館に出店していました。

青森「八戸麺道 大陸」について

日本各地には「ご当地ラーメン」がある一方、地域によっては明確なラーメンスタイルが無い場合もあり、地域の食文化や特産品を活かした新たなラーメンの提案しようと「新ご当地ラーメン創生計画」を企画。

本プロジェクトの第2弾では青森県八戸市を対象エリアとし、プロジェクトのプロデューサー・佐野実氏も八戸の良質な農作物の豊富さ“知られざる食材の宝庫”に惚れこみました。

新ご当地ラーメン創生計画
地元の新聞に掲載した募集広告(2001年)

2001年9月にプロジェクトの出店事業主募集を始めると約50名弱の応募者が集まり、出店事業主に昭和32年創業の老舗中国料理店「大陸飯店」の箭内 一三総料理長(当時の肩書)が選ばれました。

2002年1月、箭内氏の修行はゴミ捨て・下処理から始まり、2月に入ってようやく佐野氏とラーメン試作の取り組みがスタート。試行錯誤を繰り返し、2月14日にお互い納得の行く味が完成したのです。

修業当時の佐野氏と箭内氏
修業当時の佐野氏と箭内氏(2002年撮影)

2002年3月6日、同館8周年記念日に「八戸麺道 大陸」としてオープンすると、お店はあっという間に長蛇の列。当日は夜まで一度も行列が切れることなく閉店を迎えました。

2002年3月6日、オープン当日の様子
2002年3月6日、オープン当日の様子

出店期間終了後は2003年に八戸で帰郷オープンし、2009年4月30日、惜しまれながら閉店。

ラー博出店時の箭内氏(2003年撮影)
ラー博出店時の箭内氏(2003年撮影)

お店自体の復活が13年ぶり、ラー博に復活するのは約20年ぶりとなる今回の出店。

「いつかどこかで食べた懐かしさ。朴訥とした北国の郷愁と手作り感」をコンセプトとした、佐野 実氏の想いを繋ぐ“幻のラーメン”を食べられるのは今だけです。

八戸麺道 大陸

手間をかけ1玉1玉手もみした太麺は「南部小麦」と「ねばりごし」を使用。八戸の郷土料理「ひっつみ」にヒントを得て、モチモチとした食感と舌触りを出します。

八戸麺道 大陸 麺

スープには「シャモロック」や「ガーリックポーク」、モクズガニ、焼き干し、干しイカ、干し貝柱など厳選された北国の食材をふんだんに使用し、タレは醤油の風味で懐かしさを演出。岩手県陸前高田産の2年もろみ熟成醤油に小川原湖産のしじみから抽出したエキスを加えます。

八戸麺道 大陸 スープ

チャーシューには収穫量日本一のニンニクを餌として食べさせる十和田産「ガーリックポーク」を使用し、モモ肉と肩ロースをトッピング。メンマは短冊状のものを使用し、緑鮮やかな小松菜とねぎを加えます。

あの銘店をもう一度 概要

■ 期間
2022年7月1日(金)~約2年間(各店舗約3週間)

■ 店舗数
約40店舗(現店舗を除く)
※出店期間内、1階ギャラリーにて出店店舗の特設展示

■ 所在地
横浜市港北区新横浜2丁目14−21(施設概要

■ これまでの出店店舗
和歌山「井出商店」、福島「牛乳屋食堂」、埼玉川越「頑者」、福井・敦賀「中華そば一力、静岡・伊豆「あまからや、岡山・笠岡「中華そば 坂本、札幌「名人の味 爐、久留米「大砲ラーメン」 ※出店順

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