バンクシー展 天才か反逆者か、横浜で日本初開催!70点以上の作品集まる会場内公開
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2018年からモスクワ、マドリード、リスボン、香港など世界5都市で100万人以上を動員する展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か」が2020年3月15日(日)にいよいよ日本に初上陸。
日本初の開催場所は横浜駅直通のエンターテインメントビル「アソビル」で、開催に先駆け会場内がお披露目されたのでご紹介します。
70点以上の作品のほかに立体オブジェクト、マルチメディアな体験空間など過去最大級の規模で集結。
バンクシー展 天才か反逆者か
横浜駅「アソビル」2階で2020年3月15日(日)より期間限定で始まる本イベント。
世界を5都市を巡回し、人々を熱狂させている本イベントが日本に上陸するのは今回が初めて。バンクシーのアートに触れられる内容となっており、アーティストとしての彼の才能の奥深さを肌で感じることができます。
本イベントのプロデューサーであるアレクサンダー・ナチケビア氏はバンクシーの作品に対して「同じ作品を見ても人それぞれ捉え方が違うので対話が生まれる。見た人に考えさせ、行動を起こさせる力がある。」と説明。
また来場者に向けて「作品の表面だけでなく内面も見ることで、バンクシーの人物像・ストーリーが見えてくる。バンクシーは天才なのか、それとも反逆者なのか、その答えを皆さんに委ねたい。」と話しました。
バンクシー展 天才か反逆者か 会場レポ
路上に描かれたバンクシー作品はすぐ消されてしまいがちなため寿命は短く、複数の個人コレクターの協力を得てイベント開催を実現。
オリジナル作品に加え、バンクシーにまつわる映像やインスタレーションなどを用いて多角的にバンクシーに迫り、誰もが興味を持つニュースや出来事の深刻さを独自の方法で提示し、見た人には考える機会を与えます。
バンクシーの初監督映画に出てくるワンシーンを再現したアーティスト・スタジオから始まり、限定版プリントを紹介する部屋、カラフルな肖像《ケイト・モス》の作品が象徴的な「消費社会」をテーマにした部屋を展開。
作品のテーマは「警察」「戦争」「抗議」「反戦」など多岐にわたり、さらに期間限定で開催されたテーマパーク《ディズマランド》や世界一眺めの悪いホテルの客室の再現セットなども公開。
70点以上の作品は実際見てみると予想以上にあり、アレクサンダー氏が話していたように、作品を通して感じ取れたものは多く自分の中で考えを咀嚼するような時間を過ごしていたように思えます。
会場には日本でも多くの人に知られている、平和へのメッセージが込められた《LOVE IS IN THE AIR》や希望を願う《GIRL WITH BALLOON》、社会的弱者をドブネズミに重ねた「RAT」シリーズなど貴重なオリジナル作品も集結。
《LOVE IS IN THE AIR》
《GIRL WITH BALLOON》
「RAT」シリーズ
遊び心のある表現を通して人々にメッセージを問いかけるバンクシーの作品を横浜で見られる貴重な機会。謎に包まれたバンクシーの世界をひと目見たい方・感じたいと思っていた方はお見逃しなく。
マルチメディアコンテンツではバンクシーがこれまで世界中で描いてきたアート作品を3スクリーンを使ってみることもできます。
3月15日からアソビルで始まるバンクシー展。マルチメディアコンテンツではバンクシーが世界中で手掛けた作品を紹介。先駆け公開された会場内部も後ほど記事にて。 #バンクシー展 #アソビル #はまこれ横浜 pic.twitter.com/ihLBv1ZWZ7
— はまこれ横浜 (@hamakoreykhm) March 13, 2020
バンクシー展 天才か反逆者か 開催概要
■ 会場
アソビル 2階(施設概要)
■ 会期
2020年3月15日(日)〜9月27日(日) 10月4日(日)13時入場回まで会期延長
10:00〜20:30(最終入場20:00)
早朝オープン開始:平日9:00〜20:00、土日祝日8:00〜20:00
■ チケットについて
感染症予防対策として窓口販売は一時的に休止・必ず来場前にWEBより日時指定チケット購入
■ チケット販売場所
https://banksy.eplus.jp/index.php