--✄記事タイトルとURLをコピーする-✄—
横浜三塔ってなに?無料で見学できる歴史的建造物・定番観光スポット
横浜観光について調べていると一度は目にする観光スポット「横浜三塔」の基本・概要についてご紹介。
横浜三塔は「横浜市開港記念会館(ジャック)」、「神奈川県庁(キング)」、「横浜税関(クイーン)」の総称として地元の人に愛されており、それぞれの施設に入って見学する人もいれば、歴史的建造物として外観を写真に収める人もいる定番の観光スポットです。
それぞれの施設の特徴を体験レポを交えて、観光する人の視点に立ってお伝えします。
横浜三塔について
横浜三塔とは前述の通り、ジャックの横浜市開港記念会館・クイーンの横浜税関・キングの県庁本庁舎の総称。名前の由来はトランプやチェスなど諸説あります。入館無料。
ジャックと呼ばれるのは「横浜市開港記念会館」。
横浜開港50周年を記念して横浜市民からの寄付により建設された施設です。1917年竣工。
平成元年に国重要文化財に指定されました。施設内のステンドグラスが特に観光客に人気です。
クイーンと呼ばれるのは「横浜税関」。
堅苦しい税関のイメージとは相反し、気品のあるドーム型が特徴的な建物です。1934年に完成し、平成元年より資料展示室が一般見学が可能となりました。
大人から子どもまで手を動かして学べる体験型コーナーが揃っているスポットです。横浜赤レンガ倉庫や象の鼻パークから徒歩数分の距離に位置しているのでセットの観光も十分可能です。
キングと呼ばれるのは「神奈川県庁」。
神奈川県で初めて国登録有形文化財に登録された歴史的建造物でテレビやドラマにも時々使われます。1917年に完成し、平日であれば歴史展示室と屋上展望台に入ることができます。
また年に数回、本庁舎公開日を設けており普段はお目にかかれない知事室をはじめ、旧貴賓室、旧議場などを無料で見学できます。
横浜三塔物語
横浜には「横浜三塔」全てを一度に見られるビュースポットが存在し、それら全てを1日で訪れると願い事が叶うという伝説「横浜三塔物語」があります。
カップルで巡ると結ばれるという噂も…。
歴史的建造物 さらに知る
他にも横浜には横浜正金銀行本店だった神奈川県立歴史博物館、1854年に日米和親条約が締結された場所といわれている横浜開港資料館、日本郵船横浜支店として建てられた横浜郵船ビル(日本郵船歴史博物館)、歴史的建造物を利用したカフェなどが点在、異国情緒溢れた街並みを形成しています。
神奈川県立歴史博物館
横浜開港資料館
日本郵船歴史博物館
みなとみらいとはまた違う雰囲気が広がり、歴史的建造物を見ながらぶらっと落ち着いた観光をしたい人におすすめです。