ホテルニューグランドの“カルーソー”初体験!幻のスパゲッティ料理が限定復刻
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横浜・山下公園通りのホテルニューグランドは、初代総料理長サリー・ワイル氏がアメリカより日本に持ち込んだ「スパゲッティ カルーソー」を復刻メニューとして2022年2月1日(火)より期間限定で販売を開始しました。
ホテルニューグランドでは1980年後半のイタリア料理のブーム以前より提供していたメニューのひとつで、同ホテル発祥グルメ「スパゲッティ ナポリタン」よりも実は歴史のあるスパゲッティ料理です。
私自身、今回初めて耳にした“カルーソー”という料理名。初代総料理長から代々シェフに伝わるレシピを通じて復刻したということで、この機会を逃すまいと食べてきたのでご紹介です。
スパゲッティ カルーソー 食べてみた!
ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイル氏が日本に初めてメニューを持ち込み、シェフに代々伝わりながら当時ホテルで提供されていた「スパゲッティ カルーソー」。
イタリア料理が流行するよりも前にアメリカからホテルニューグランドにやって来たスパゲッティ料理です。当時は多くの人を魅了していたものの時代の流れとともにメニューから姿を消し、今日まで“幻”となっていました。
スパゲッティ カルーソーが残る2代目総料理長作成の指示書
(画像提供:ホテルニューグランド / 一部編集:はまこれ横浜)
料理名を聞くだけではどのような料理であるのか全く想像もつかず、気になる上に、この期間を逃したら次いつ食べられるかわからなかったので本館1階の「ザ・カフェ」で食べてきました。
ホテルニューグランドの「スパゲッティ カルーソー」は、鶏のレバーとトマトをベースにニューヨークで誕生した料理を初代総料理長が日本に持ち込み、仔牛の細切り肉とトマトベースのデミグラスソースにアレンジを加えて提供。
これまでのスパゲッティ料理にはないゴロゴロとした具材が印象的な一皿で、食べ進めると中からも仔牛のお肉が次々と出現。“アメリカからやってきた”という言葉も腑に落ちる、イタリア料理とはまた違う、豪快でガッツリとしたスパゲッティ料理です。
定番メニューの「スパゲッティ ボロネーゼ」にも使われているデミグラスソースをベースとしている味は食べれば食べるほど深く、大ぶりにカットされた仔牛のお肉と相まって贅沢な味わいが広がります。
ソースは最後の最後までパスタにたっぷりと絡めて楽しめるよう量も多く、仔牛の細切り肉とマッシュルームも主役級の存在感。太めのスパゲッティ(ナポリタンと同じ?)も使用していることもあり一層の食べ応えを感じ、初めての味を心ゆくまで楽しめる一皿でした。
デミグラスソースにはサワークリームをあわせているそうで食べ続けてもどこか爽やかさを奥に感じ、食べ続けても重くならず、スパゲッティ料理で初めて体験する食感と味の組み合わせに最後まで魅了。
カルーソーを人生一度も食べたことなかった私にとっては、今回の復刻は新たな料理を知り味わう貴重な機会となりました。最初に食べた味が地元・横浜の歴史あるホテルニューグランドというのも嬉しかったです。
スパゲッティ カルーソーの提供は単品とセットを用意。
本日のスープ「長ネギと白菜のスープ」
セットはスープ・サラダ・デザート・コーヒーまたは紅茶と内容も充実し、一層の満足感を得られて良かったです。
デザート「黒糖ロール バニラアイス添え」
ホテル発祥グルメももちろん良いけれど、期間中にしか食べられない今だけの復刻メニュー「スパゲッティ カルーソー」もぜひ。2022年2月28日(月)まで楽しめます。
スパゲッティ カルーソー 販売概要
■ 提供期間
2022年2月1日(火)~28日(月)
■ 価格
単品 2,541円(税サ込)
セット(スープ、サラダ、デザート、コーヒー)3,872円(税サ込)
■ お問合せ
本館1階 コーヒーハウス ザ・カフェ 045-681-1841(代)