新横浜ラーメン博物館に福井・敦賀「中華そば一力」30周年企画で復活!屋台発祥の中華そば
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新横浜ラーメン博物館は、30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、2年間かけて3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を2022年7月1日(金)にスタート。
第3弾の「頑者」に続き、今回は福井・敦賀「中華そば一力」が2022年9月2日(金)から9月22日(木)の期間に出店します。
同店は2008年5月~2009年2月に同館に敦賀ラーメンを代表する老舗として出店。現在のラーメンは、前回の出店時からさらに改良が加えられ、2021年5月には「ミシュランガイド北陸2021特別版」に掲載されました。
福井・敦賀「中華そば一力」について
中華そば一力の創業は昭和33年。
昭和30年頃の敦賀駅前
製粉会社に勤めていた創業者の菅井幸二氏が、当時2万円で売り出していた屋台を購入し、脱サラしたことが始まりです。場所を固定しない流しの屋台でいろいろな場所を転々としたことで、徐々に評判となり、開業から5年もすると行列ができる屋台となりました。
敦賀ラーメン街道
その後、国鉄敦賀駅前に屋台を固定すると瞬く間に人気店となり、開業から20年後の昭和52年に敦賀市役所の並びに店舗を構えます。現在はフレンチ出身の二代目・菅井宏治氏が継ぎ、創業者亡き後も研究を重ねさらに進化を遂げています。
昭和52年に店舗を構えたときの外観
2008年に同館に出店したときから使用食材を増やし、改良が加えられ、2021年5月には富山・石川・福井3県を対象としたミシュランガイド北陸2021特別版にて「中華そば一力」本店が選出。
豚骨・鶏ガラをベースとしたとんこつ醤油のスープは屋台時代の特注寸胴で作り上げ、北海道産超強力小麦ゆめちからをベースに中力粉などをブレンドした「穂のちから」使用の多加水熟成ウェーブ麺をあわせます。
チャーシューやメンマ、ネギ、紅ショウガを添え、屋台時代から60年以上変わらぬインパクトを与える「胡椒」は、また食べたくなるアクセントになっています。
あの銘店をもう一度 実施概要
■ 期間
2022年7月1日(金)~約2年間(各店舗約3週間)
■ 店舗数
約40店舗(現店舗を除く)
※出店期間内、1Fギャラリーにて出店店舗の特設展示
■ 所在地
横浜市港北区新横浜2丁目14−21(施設概要)
■ 第三弾までの出店スケジュール
3.埼玉川越「頑者」
2022年8月12日(金)〜9月1日(木)
2.福島「牛乳屋食堂」
2022年7月22日(金)〜8月11日(木)
1.和歌山「井出商店」
2022年7月1日(金)〜7月21日(木)