神奈川県立歴史博物館は旧石器時代から現代まで通しで知れる濃厚スポット!
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馬車道駅から徒歩すぐの神奈川県立歴史博物館に行ってみると外観からは予想もつかない濃厚・濃密に歴史を感じられる広大なスポットに驚きます。
旧石器時代から現代までの歴史を様々な展示を通して順々に学べ、紹介文章が非常にわかりやすく気づいたら滞在時間1時間半以上。
神奈川県に馴染みのある方であればあるほど夢中になれる展示が多く楽しめました。
神奈川県立歴史博物館について
馬車道駅から徒歩約1分の場所にある特徴的な外観の神奈川県立歴史博物館。
神奈川県立歴史博物館の建物は、横浜正金銀行本店(東京銀行の前身・現在の三菱UFJ銀行)として1904年に建てられた旧館と1967年の神奈川県立博物館(現・神奈川県立歴史博物館)開館時に増築された新館から構成され、国の重要文化財・史跡にも指定されています。
1階のショップや喫茶コーナーなどは観覧無料、常設展は観覧有料(20歳以上300円)です。
神奈川県立歴史博物館 常設展
旧石器時代から縄文、中世、近代、現代とそれぞれの歴史的背景を様々な展示を通して垣間見れます。
展示は2フロアで構成され、実際に観覧を体験すると外からはわからないフロアの広さとその展示品の数に驚かされること間違いありません。
時代背景を説明する文章も簡潔で読みやすく久々に歴史に触れる人も一連の流れの中で歴史に触れられるため、足を進めるごとにその歴史的背景に心を奪われ眺めてしまいます。
神奈川県の各所から出土したものが多く展示されているので地元や近所で出土したものを間近で見れたり、各地域の昔の様子を知れる場面も多々。
教科書に沿っただけの歴史紹介だけでなく神奈川県の要素を強く絡めることで感じ方も変わり、神奈川県に馴染みがあればあるほど楽しめる空間です。
開港時の横浜や人々の生活、関東大震災・第二次世界大戦時の空襲と2つの大きな出来事を乗り越えた今日までの生き方を紹介。
旧横浜正金銀行本店第一営業室にあたる装飾は関東大震災後の復旧工事の仕様に合わせて復元。窓枠については大正時代のものとのこと。
民俗展示室では、神奈川県の地形風土のもとに育まれた衣食住や民具(有形民俗文化財)・祭礼や信仰などの伝承(無形民俗文化財)の紹介もあります。
館内全ての展示を見ることで日本、そして人々の暮らしの変化を段階的に触れることができ、貴重な時間となりました。
当日は夢中になりすぎて次の目的地に時間的余裕がなくなり行けなくなってしまったので、観光を考えている方は時間に注意しながらお過ごしください。