堀口珈琲「横浜ロースタリー」でコーヒー豆焙煎の工場見学!ブレンディング体験なども
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コーヒー豆の焙煎や販売、コーヒー生豆の販売、喫茶店の営業を行なっている「堀口珈琲」はコーヒー豆焙煎施設「横浜ロースタリー(横浜・新山下)」を2019年6月に本格稼働。
来年に創業30年を迎える堀口珈琲は、同ロースタリーにて一般向けに新たに「工場見学」を2019年8月上旬頃より行うことを発表しました。
コーヒー好きならぜひ知っておきたい最高品質のコーヒー豆を扱う堀口珈琲、今後体験できる工場見学やロースタリーならでは特別な体験について現地にてお話を伺って来たのでご紹介です。
堀口珈琲「横浜ロースタリー」について
スペシャリティコーヒー専門店として、1990年に創業した堀口珈琲。最高品質の生豆(焙煎前の豆)のみを使用し、焙煎・販売・喫茶店を一貫して行なっているお店です。
堀口珈琲「横浜ロースタリー」外観
コーヒーの生豆の貯蔵は主に港。焙煎機能を従来の場所(狛江市)から横浜に移転することで風味と食品衛生の両面から製品の品質向上を目指します。
生豆を貯蔵する倉庫も横浜ロースタリーから僅か数百メートルの距離に置き、品質を維持したまま必要な分だけ生豆を工場内に移動することを実現。
シングルオリジン(ストレート)や浅煎りに偏ることなくブレンドや深煎りも重視しているのが特徴で、一年を通してブレンドの味を安定させます。
工場にて話を聞くと“ブレンドの奥深さ”がよくわかります。
ブレンドと言っても同じ豆を使用するだけでは時期や環境により味が変化。堀口珈琲では、通年で同じ味・風味を維持するために常に何百種類ものシングルオリジンの豆成分・特徴を把握した上で豆を組み合わせ、安定したブレンドを提供しているそうです。
こうした極めて高度なスキルの必要性・ブレンドの奥深さが次にご紹介する工場見学や特別な体験を通してより具体的に学べます。
堀口珈琲「横浜ロースタリー」工場見学
堀口珈琲「横浜ロースタリー」の工場見学は2019年8月上旬頃より一般受付を開始します。追記:見学会の申し込みが始まりました。(→ 申し込みページ)
生豆の選別から保管・調整、焙煎、選別、ブレンド、包装・検査までを一貫して見学可能。
倉庫から運ばれてきた生豆は徹底管理された「入荷前室」から(一般見学不可)、空気搬送機にて選別を行う生豆保管室に送られます。
真空した袋から生豆を空気搬送機で送り運ぶシーン
焙煎前に選別を行うことで異物を取り除くことはもちろん、焙煎して豆が黒くなる前に色差選別機を通し不良な生豆を選別します。
色差選別機
色差選別機により不良品を選別
選別された生豆
空気搬送機を使用して焙煎室まで生豆を送り、温度管理された炉の中で燃焼させて加熱。
焙煎人が炉内の状況やコーヒー豆の様子をデータと自身の感覚で把握し焙煎機を操作しているそうです。
焙煎された豆は冷却槽で空冷され、色づきの悪いものや焦げてしまったものなどの不良な焙煎豆は色差選別機による一次選別で除去され、人の手により二次選別を実施。
その後、ブレンド商品を作る際はブレンダーにて攪拌・個別包装が行われます。
実際の工場見学ではより詳しく、わかりやすく担当者より話を聞けるのでコーヒー好きの方には貴重な時間になること間違いなし。
目で見て聞いて香りを感じてと五感をフルに使って楽しめる工場見学です。施設内にはコーヒー豆を使用した壁があったりとデザインへのこだわりもある工場なので気になる方は探してみてください。
コーヒー豆を使用した壁
ロースタリーならではの体験
見学後はブレンディング体験をはじめとしたロースタリーならではの特別な体験をいくつか予定。
見学と特別体験をセットにした無料コースとさらに充実した体験ができる有料コース(未定)も用意できればとお話いただきました。
詳しい体験内容については新情報があり次第、お知らせいたします。公式サイトも参照ください。
堀口珈琲「横浜ロースタリー」施設概要
■ 工場見学開始
2019年8月上旬頃予定(→ 申し込みページ)
■ 所在地
横浜市中区新山下3-11-42
■ アクセス
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩15分から20分(実際に歩いてみましたが、道はほぼ平坦で歩きやすく、以前ご紹介した「島忠・ホームズ新山下店」)のすぐそばでした。参考まで。)近くにコインパーキングもあり。