横浜・野毛山動物園が大きくリニューアル!動物とのふれあい充実・屋内型施設も新たに整備
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リニューアル前の野毛山動物園
横浜市は、横浜市立動物園の中で最も長い歴史のある「野毛山動物園」を周辺地区とも連携しながらリニューアルすることを発表しました。
野毛山動物園は開園から70年以上経ち、施設の老朽化やバリアフリーへの対応、動物の飼育環境などさまざまな課題が出ていることから順次リニューアルを実施。動物種の特性や展示のテーマ性などに応じた3つのゾーンを展開予定です。
生まれ変わった野毛山動物園の顔となるゾーン「野毛山へようこそゾーン」のエントランス棟では、動物のモニュメントやペンギンたちが来園者を出迎え、物販コーナーなどを展開。
(仮称)野毛山へようこそゾーン
同ゾーン内では中心施設として動物展示と多様な“遊び”の機能を通じて動物たちを深く知ることのできる、屋内型施設 「(仮称)ズーペリエンタ!センター」の整備も進めます。
(仮称)ズーペリエンタ!センター
施設内には「(仮称)レッサーパンダワールド」をはじめ、国内では唯一、野毛山動物園で飼育しているカグーの展示や生息地の環境を模した遊び空間「(仮称)カグーワールド」や「(仮称)カマヌルネコワールド」「(仮称)はちゅうるいワールド」などを検討中です。
(仮称)レッサーパンダワールド
身近な動物たちと多様な形で触れ合える空間「ふれあいパークゾーン」では既存のモルモットなどに加えて、ヤギやヒツジなどの動物たちを新たに飼育。
(仮称)ふれあいパークゾーン
ガラス越しでは感じられない動物のにおいや体温などを体感でき、子どもたちの感性を高めていける場所を目指します。ふれあいコーナーには天候に左右されず動物たちと遊べるよう屋根も新設。
3つ目のゾーン「絵本に出てくる動物たちゾーン」では絵本で目にする親しみある動物たちの姿を楽しめる場所を計画中です。
(仮称)絵本に出てくる動物たちゾーン
キリンやシマウマ等の飼育スペースを拡張する他、キリンと同じ目線を楽しめるデッキ園路の整備、サルが通れるネットトンネル、コアリクイが木登りする飼育スペースなど、動物たちが自由に動き回る様子を楽しめる空間をつくる予定となっています。
横浜市はこれらのリニューアルプランについて市民意見も2024年3月19日(火)まで募集。意見は横浜市立動物園や横浜市役所などにて配布されている市民意見募集リーフレットに添付のはがきやインターネットなどにて提出可能です。
■ 市民意見募集リーフレット:野毛山動物園リニューアルプラン(案):https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/zoo_garden/nogezoo.html
※掲載画像はいずれもイメージ
※掲載内容は発表時点での想定のため今後変更となる場合があり