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第8回横浜トリエンナーレ開幕!リニューアルした横浜美術館で3年に一度の現代アート巡り楽しんできた

横浜美術館で第8回横浜トリエンナーレ開幕!無料エリア中心に展示・アート巡り楽しんできた

3年に一度開催される現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ」が2024年3月15日(金)に開幕しました!

メイン会場は本展開幕と同時に約3年ぶりにリニューアルオープンを迎えた「横浜美術館」。

リニューアルした横浜美術館

開催8回目の今回は「野草:いま、ここで⽣きてる」をテーマとし、横浜美術館のほか、旧第⼀銀⾏横浜⽀店やBankART KAIKOなど市内各所の会場にて作品を楽しめます。参加アーティストは全94組、そのうち日本初出展は32組、新作発表は20組。

開催前日の内覧会にて美術館の中はもちろん、館外のギャラリー、さらに観覧無料エリアなどチェックしながらアートの世界に触れてきました!

横浜トリエンナーレ@横浜美術館 観覧レポ

公園口から入館してすぐの大空間は横浜美術館の象徴である「グランドギャラリー」。

グランドギャラリー
横浜美術館 グランドギャラリーの展示風景

左右に大きく広がる大空間の中央をはじめ、頭上や空間の両サイドにある大階段エリアに数々の作品が展示されています。

ピッパ・ガーナー/ヒトの原型/2020
ピッパ・ガーナー「ヒトの原型」2020年
マイルズ・グリーンバーグ
マイルズ・グリーンバーグ「マルス」2022年
セレン・オーゴード/プレッパーズ・ラボ/2024
セレン・オーゴード「プレッパーズ・ラボ」2024年
ヨアル・ナンゴ/ものに宿る魂の収穫/2024
ヨアル・ナンゴ「ものに宿る魂の収穫」2024年

大規模改修により生まれ変わった天井から外の光が降り注ぎ、作品や館内を見渡すと輝きが増して綺麗でした。

グランドギャラリーの2階には他にも「ギャラリー8」や、公園口に向かって左側に進んだ外の場所に「ギャラリー9」が設けられています。

ギャラリー8展示風景 サローテ・タワレ/いっしょならもっと良い/2024
ギャラリー8展示風景 サローテ・タワレ「いっしょならもっと良い」2024年
ギャラリー9展示風景 プリックリー・ペーパー/刺紙 揺れ動く草の群れ/2024
ギャラリー9展示風景 プリックリー・ペーパー(チェン・イーフェイ&オウ・フェイホン)/刺紙(陳逸飛&歐飛鴻)「揺れ動く草の群れ」2024年

当日、私自身見逃しそうになったので観覧の際はフロアマップを要チェックです。

横浜美術館の外壁にも“建物に落書きをしてはいけない”というルールを逸脱した「壁画」を展示。こちらは本展期間中に、毎日少しずつ変化して描かれ続けます。

SIDE CORE/big letters,small things/2024
SIDE CORE「big letters,small things」2024年

実は驚くことに、ここまで紹介してきたアート作品は全て観覧無料にて楽しめる展示。

芸術やアートに普段馴染みのない方でもイベントそのもの、また新しくなった横浜美術館を体感できる内容となっているので横浜みなとみらいにお出かけの際はぜひ参考に。

もっとアートの世界へ

有料エリアとなる3階では7つのテーマで作品を展開。

3階 ギャラリー1の入口風景
3階のギャラリー1 入口風景

今回の横浜トリエンナーレでは全ての部屋がひとつの関係性の中で展示されているため、個々の作品に加えて部屋全体で作品を楽しめるのも特徴です。

ギャラリー1では「鏡との対話」をテーマにアイデンティティの問題を扱っている作品が多く、娘と母親の関係、ペットと人間の関係などを見つめ直すような作品を展示。

ギャラリー1展示風景 オズギュル・カー、アネタ・グシェコフスカ
ギャラリー1展示風景 オズギュル・カー、アネタ・グシェコフスカ

ギャラリー2「わたしの解放」をテーマとした作品も部屋全体を展示空間としており面白く鑑賞できました。

ギャラリー2展示風景 ユア・ブラザーズ・フィルムメイキング・グループ/宿舎(2023/2024)
ギャラリー2展示風景 ユア・ブラザーズ・フィルムメイキング・グループ「宿舎」2023/2024年

ギャラリー3以降も部屋ごとにテーマを設けた展示が行われているので、仕切られた部屋ならではのアートの世界をそれぞれで濃密に体感できます。

ギャラリー3展示風景
ギャラリー3展示風景
ギャラリー7展示風景  ジョナサン・ホロヴィッツほか
ギャラリー7展示風景

横浜トリエンナーレでは横浜美術館のほか、馬車道駅直結の旧第一銀行横浜支店やBankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜(2階)、元町・中華街駅連絡通路を別会場として作品を展開。

旧第一銀行横浜支店外観
旧第一銀行横浜支店外観
旧第一銀行横浜支店外観 展示風景
旧第一銀行横浜支店外観 展示風景
BankART KAIKO入口
BankART KAIKO入口
BankART KAIKO会場風景 ピェ・ピョ・タット・ニョ/わたしたちの生の物語(2024)
BankART KAIKO展示風景 ピェ・ピョ・タット・ニョ「わたしたちの生の物語」2024年

第8回横浜トリエンナーレは2024年6月9日(日)までの約3ヶ月間、新しくなった横浜美術館を中心に開催中です。天候に関わらず楽しむことができるお出かけスポットとしても参考にぜひ。

第8回横浜トリエンナーレ 開催概要

■ 期間
2024年3⽉15⽇(⾦)〜6⽉9⽇(⽇)
休場⽇:毎週⽊曜(4⽉4⽇、5⽉2⽇、6⽉6⽇を除く)

■ 時間
10:00〜18:00(入場は閉場の30分前まで)
※6月6日〜9日は20:00まで開場

■ 会場
横浜美術館
旧第一銀行横浜支店/BankART KAIKO/クイーンズスクエア横浜(2階)/元町・中華街駅連絡通路(中華街・山下公園改札1番出口方面)

■ 入場料
一般 2,300円 / 横浜市民 2,100円 / 学生(19歳以上)1,200円
※横浜美術館・旧第一銀行横浜支店・BankART KAIKOの3会場に入場可能(別日程も可)
※その他「セット券」や「フリーパス券」も用意

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