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新横浜ラーメン博物館に札幌「すみれ」“今より濃厚”当時の噌味ラーメン復活!あの銘店をもう一度“94年組”

新横浜ラーメン博物館に札幌「すみれ」“今より濃厚”当時の噌味ラーメン復活!あの銘店をもう一度“94年組”

新横浜ラーメン博物館は、30周年を迎える2024年3月へ向けた取り組みとして「あの銘店をもう一度」を開催中。

2022年11月には1994年のラー博開業時の店舗が3ヶ月前後のリレー形式で出店する「あの銘店をもう一度“94年組”」もスタートし、今回はそのプロジェクト第5弾として札幌「すみれ1994」が2024年1月9日(火)から2月5日(月)まで出店します。

期間中はすみれから独立した弟子12名が日替わりで厨房に立ち、プロジェクトのコンセプト“1994年当時の味の再現”のもと、30年前の濃厚味噌ラーメンを届けます。

札幌「すみれ」について

昭和39年に創業した札幌「純連(すみれ)」。

創業者の村中明子氏は、当時札幌を席巻していた「味噌ラーメン」とは違う“もっとコッテリしていて若い人たちが集まるような味噌ラーメン”を、ほぼ独学で作り上げました。

創業当時の「すみれ」外観
創業当時の「すみれ」外観

オープン後、札幌屈指の人気店となった「純連」でしたが、昭和57年6月末に明子氏の股関節亜脱臼により一時閉店、翌昭和58年に約1年間のブランクを経て再開しました。

創業者・村中 明子氏
創業者・村中 明子氏

開業当時は「純連」と書いて“すみれ”と呼んでいましたが、月日の経過とともに看板上に記したふりがなが取れ、本当の屋号を知らない方々が「じゅんれん」と呼んでいたことから再開後は「じゅんれん」の屋号でスタート。

その後、あとを継いだ長男の教愛氏が昭和62年に「純連(じゅんれん)」、平成元年には三男の伸宜氏が「純連(すみれ)」の名でオープンし、明子氏が作り上げた味は現在まで2つの屋号で継承されています。

純連(じゅんれん)」と「すみれ」
「純連(じゅんれん)」と「すみれ」

1994年に開業を迎えた新横浜ラーメン博物館。

創業メンバーである札幌「すみれ」が新横浜ラーメン博物館に出店するまでの道のりは約3年と長く、同館の創業者・岩岡洋志氏が現地に足繁く通い100回以上口説いてようやく出店に辿り着きました。

岩岡氏と村中氏
岩岡氏と村中氏

すみれの店主・村中伸宜氏は「最初は詐欺師かと思った(笑)何度も何度も通っていただき次第に出店してみたいと思うようになりました」と当時の本音を語り、家族からの大反対を受けながらも「首都圏でこの味が通用するか試してみたかった、兄のお店(純連~じゅんれん~)を超えたい」という想いが強く出店に至ったと振り返ります。

設立中のラー博に突然訪れた村中氏
設立中のラー博に突然訪れた村中氏

平仮名の「すみれ」での出店は家族の反対を押し切っての出店だったため屋号の“純連”は使わず、また岩岡氏も村中氏のラーメンの“味”に惚れたため、平仮名での出店を了承。二人が出会って3年の歳月を経て創業メンバーとして札幌「すみれ」の出店が決定しました。

札幌「すみれ1994」復活出店

プロジェクト出店期間中は、今よりも濃厚だった1994年当時の味噌ラーメンが28日間限定で復活!

当時の濃厚味噌ラーメン復活

村中氏によると「30年前の味噌ラーメンは高度な技術を要するため、熟練の職人しか作ることができません。今回、私が期間中厨房に立ち、私が認めた弟子たちと一緒に30年前の味噌ラーメンを再現します」とのこと。

濃厚スープは中華鍋に生の味噌から火入れし、挽肉やにんにく、玉ねぎ、もやしを高温で炒め、とんこつ、魚介、野菜類で取ったスープを合わせて作ります。

コシのある熟成太縮れ麺は濃厚なスープにも負けない味と弾力があり、特有のモチモチ感が特徴。具材には2種のチャーシューと挽肉、玉ねぎ、もやし、ネギ、そして今や多くの札幌ラーメン店が取り入れている、生ショウガを振りかけて仕上げます。

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※価格やメニューなど掲載情報はいずれも記事公開時のものです。記事内容は今後予告なく変更となる可能性もあるため、当時のものとして参考にしていただき、店舗・施設等にて必ず最新情報をご確認ください。

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