四季の森公園は森や水辺に季節を感じる雄大な自然スポット!横浜・ズーラシア近く
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散歩が心地良い季節になってきたので、横浜市内で自然に囲まれて過ごせる場所を探して週末「県立四季の森公園」に行ってきました。
横浜市緑区にある里山の風景が残る貴重な公園。公園の住所は緑区ではあるけれど旭区の「よこはま動物園ズーラシア」から車で数分の至近に位置します。
四季を通じて自然を満喫できるスポットで、自然の中を散策、また広場や噴水、池もあり、子どもと一緒に遊べる場所を探している方にもおすすめです。
県立四季の森公園について
四季の森公園は誘導員さんもいる、しっかりと管理された駐車場を完備。駐車料金は前払い制の510円、延長料金は発生しないため、朝から来て1日家族で遊ぶときも安心です。※平日無料
電車の場合はJR横浜線・市営地下鉄グリーンライン「中山駅」が最寄駅で歩くと15分ほど、バスも出ているそうです。
公園に到着して全体マップを見てみると広さがよくわかります。
広大な森の中には水田、水車小屋、炭焼小屋をはじめ、丘陵の起伏を利用した噴水や展望台、ジャンボすべり台、野外ステ-ジ、遊具広場、じゃぶじゃぶ池など遊べるスポットが各所に点在。
開放的な広場で最初に目を惹いたのは背の高い展望台。
標高は約78メートルで、あいにくこの日は見えませんでしたが、東京スカイツリーや富士山、丹沢の山並みを楽しめるそうです。
こちらの広場は芝生が広がっているので大勢の方が思い思いにくつろぎ、そうした光景は見ているこちらの心も豊かにしてくれました。
近くでは子どもたちに大人気の噴水や花壇に植えられた季節の花々を楽しめます。
ルートはいくつも設けてあるので自分の目的にあわせた選択をでき、今回は森の中を散策して歩いてみました。
少し歩くだけで先ほどの賑やかな雰囲気から一変、緑はグッと深まり、人の声はほとんどせず鳥のさえずりがあちらこちらから届く自然豊かな森の中を散策できます。
アップダウンも少しあるので日頃の運動不足を解消しながら森林浴。自然が織りなす造形美は目の保養に、そして自然の香りや音もまた心を癒してくれます。
歩みを進めると木々だけでなく水車小屋や水田も。故障中でしたが井戸もありました。
遊歩道は舗装されている部分も多く歩きやすく、秋ならではの景色も満喫。
また秋から初冬と春に咲く「四季桜」という少し変わった白色の桜を見つけることもできました。
トンネルでは秋らしい景色が歓迎。
さらに足を進めると目の前には広大な池も。
公園の名でも“四季の森”の通り、秋の訪れも感じられる光景が広がっていました。この写真は2021年10月末に撮ったものなので今はもっと紅葉しているかも!?
木々に囲まれた時間とはまた違う開放的で少し涼しやげな空気がフレッシュな気持ちにさせてくれ、遊歩道は水辺沿いを歩けたので楽しかったです。
超本格的な望遠カメラを持った方々が集まった場所にはとても美しいカワセミが遊びに来てました。どうやらこちらの公園はカワセミを撮れる有名な場所でもあるようです。
メジロにも出会えました。
色づき始めの紅葉や季節の花々も間近で感じる自然豊かな散策が心地良い公園。池に沿って歩くと再び森の中に場面が移り変わり、こうした変化も楽しめます。
まったりとあたりを見渡しながら散策。鳥たちのさえずり、時折吹くひんやりとした空気がとても心地良いです。
奥には不動の滝跡地。
昔はこの地域で稲作がおこなれ、当時の人々は苦労して水脈を掘りあて、水の神様のクリカラ不動尊を祀っているそう。近くの慈眼寺に移ったあともクリカラの滝の水量が変わることはなく不動尊に感謝し、今もなお毎年7月28日には草刈りとお祭りが行われているとのこと。
正直ここまで広いと思っていなかったので駐車場閉鎖時間を考えて公園中央付近は見送りましたが、季節を変えてまた訪れたくなる素敵な公園でした。
いまや横浜では貴重な光景である里山で、思いっきり遊びたい・遊ばせたい方はぜひ参考に。
県立四季の森公園 概要
■ 所在地
神奈川県横浜市緑区寺山町291
■ 入園料
無料
■ 駐車場
8:30~17:00(5月1日~9月30日は18:00まで)
収容台数:普通車165台
■ 開園時間
終日開放