帆船日本丸観光!甲板や船内で日本丸の歴史を肌で感じてきた
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横浜観光した人なら誰もが一度は見たことのある帆船日本丸。
2017年に国重要文化財の指定も受けている、横浜観光でも人気のスポットです。
外からはよく見るけど船内に入って観光したことはないという人も自分の周りでは多かったので、本日は甲板や船内から見た帆船日本丸についてご紹介します。
※帆船日本丸は2018年11月1日〜2019年3月31日頃まで大規模修繕が予定されているため休館
帆船日本丸 観光体験談
甲板や船内を観光できる帆船日本丸。
大規模修繕が始まる前にもう一度見ておきたく久しぶりに行って来ました。
帆船日本丸は1930年に建造された練習帆船。
帆で風を受けて進み、帆を畳んだり広げたりする作業は機械ではなく実習生の力によって行なわれていました。
帆船訓練は、船の動かし方はもちろん、海や風など自然を体で知り、全員で協力してひとつのことをやり遂げることも学びます。稼働期間は引退までの54年2ヶ月20時間4時間7分と世界でも長い稼働時間を誇っているそうです。
甲板から見上げると横浜のシンボル・横浜ランドマークタワーとマストの高さに圧倒。総帆展帆開催の日であれば帆が広がり、帆船日本丸が最も美しい姿を見ることができます。
さらに船内を順路に従ってまわると、錨を巻き上げる「揚錨機(ようびょうき)」や貯水タンクから真水を組み上げる「手押しポンプ」、係留索(ロープ)を人力で巻き上げる「キャプスタン」なども間近で見られました。
手押しポンプ
キャプスタン
他にも8人で1部屋の実習生室や操機長室、機関室など様々な部屋を覗きながら入りながら順路を辿ります。
実習生室
操機長室
機関室
機関部食堂
調理室
士官サロンの天井に帆を広げた帆船を描くステンドグラスも見つけました。意外と見落とす位置にあるのでぜひ探してみてください。
船内だけでなくこうして甲板から海風を感じられ、また陸地では体験できない日本丸の大きさ・規模を体感できるところも観光の魅力です。
帆船日本丸には、船橋(せんきょう)が前と後ろに2箇所あります。
前部航海船橋は主に入出港の際など、細かい舵が必要な時にエンジンに使われ、ここで操舵していたとのこと。
前部航海船橋
船の後ろには後部航海船橋があり、舵輪1回転につき1度舵が動きます。
普段は2人で操舵し、舵が重たくなった際は4人で操舵するため、舵輪が2つ設置されているそうです。
後部航海船橋
帆船日本丸 施設概要
■ 所在地
横浜市西区みなとみらい2-1-1
■ 料金 ※訪問時
単館券(日本丸か博物館のいずれか) 一般 400円 / 65歳以上 250円 / 小・中・高校生 200円(土は100円)
共通券(日本丸と博物館) 一般 600円 / 65歳以上 400円 / 小・中・高校生 300円(土は100円)
■ 博物館 体験レポ
■ 帆船日本丸 概要