横浜港観光船「マリーンシャトル」2021年7月をもって運航終了
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横浜港にて船を運航しているポートサービスは、横浜港観光船「マリーンシャトル」を2021年7月をもって運航終了したと発表しました。
本船は1985年(昭和60年)就航し、横浜港周辺の見学を目的として作られた観光船です。
終了の理由は、船舶の老朽化と新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、法人・団体旅行・修学旅行などの観光客の減少、船舶の維持管理が厳しくなったためと説明。今後はレストラン船「マリーンルージュ」、横浜港海上交通船「シーバス」各船の運航を行い、また現在新型「シーバス」を建造中で新たな体制で運営を行うとしています。
横浜港観光船「マリーンシャトル」について
横浜港観光船「マリーンシャトル」は、3階建てで劇場のような形式のビューシートやオープンデッキなど眺望重視の船室を備えていました。
そのため、横浜港納涼船「サマーナイトクルーズ」や「船上ディスコクルーズ」などのエンターテイメント付きクルーズ船として利用され、また修学旅行や遠足でも多く利用されていました。
本船にはこれまでに約300万人が乗船。2021年7月をもって35年間の運航を終了しました。
<横浜港観光船「マリーンシャトル」概要>
■ 全長:46.2M
■ 幅:10.2M
■ 航海速力:12.3KT
■ 総トン数:764トン
■ 総旅客数:540名
※冒頭写真は山下公園乗り場に見た横浜港観光船「マリーンシャトル」過去撮影