横浜老舗「センターグリル」のナポリタンはソースが違う!昔ながらの洋食屋でランチ
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横浜の老舗として有名な洋食屋「センターグリル」でナポリタンのランチを食べてきました。
センターグリルは昭和21年創業の昔ながらの洋食屋で横浜・野毛に店舗を構えます。
横浜が発祥の“ナポリタン”、同店のナポリタンは酸味よりも甘みが引き立ちとても美味しかったのでご紹介。
センターグリルについて
昭和21年、戦後間もなく野毛の柳通りに“安くて栄養のある美味しいものを、沢山の人に気軽に食べてもらおう”をモットーにオープンしたセンターグリル。
店内はアットホームな落ち着いた雰囲気で2階のテーブル席で料理をいただきました。ゆったりした店内は席が間引いてあり、窓を開放しているので空気が通り、料理が運ばれてくる時間も心地良く過ごせます。
人気のナポリタン注文
センターグリルではナポリタンやふわふわ卵のオムライスなどランチメニューを5種類ほど用意し、テイクアウトにも対応。
今回はナポリタンをたっぷりと味わいたい気分だったのでナポリタンがメインの「スパランチ(850円)」を注文しました。
昔ながらのステンレス製の器に盛られたナポリタンの他に、ポテトサラダやサラダがワンプレートになったメニューです。
ナポリタンはトップに粉チーズがかかり、具材はピーマンや玉ねぎ、マッシュルーム、ハムとシンプル。
スパゲティは極太麺で驚くほどにもっちりとした食感で美味。茹でてから一晩寝かせてこの食感を出しているそうです。
ナポリタンといえば酸味が強く、途中からどうしても単調な味に飽きてしまう経験が多かった私ですが同店のものはソースも美味しかったです。
ソースは酸味控えめで甘さが引き立ち、たっぷりとスパゲティに絡まるので濃厚。ただ濃厚なだけでなく食べ続けても飽きさせない麺とソースのバランスが絶妙でした。
公式サイトによると、“ナポリタン”の元祖「ホテルニューグランド」は生トマトでソースを作り、同店はホテルのような生トマトは当時希少な高級品だったためケチャップで代用して創業時から現在まで作っているそうです。
ホテルニューグランド
センターグリルは、初代・石橋豊吉氏が「ホテルニューグランド」の初代総料理長であるサリー・ワイル氏の経営していたセンターホテルで働いたのちに開業。
今では多くの洋食屋でもナポリタンは提供されるメニューとなりましたが、ここまでソースにも麺にも驚かされるとは。お近くの方は少人数で地元グルメの応援を、テイクアウトも実施中です。
センターグリル 店舗概要
■ 所在地
神奈川県横浜市中区花咲町1-9
■ 営業時間
11:00~20:45(L.O)
※当面の間11:00〜19:00(酒類提供)/ 19:30(ラストオーダー)