横浜中華街で「上海蟹フェア」が開催中!臭みのない超濃厚蟹ミソが格別の美味
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横浜中華街にて毎年恒例の「上海蟹フェア」が、本日2017年11月1日(水)から11月30日(木)まで開催中!
日本人にはまだまだ馴染みのない方も多い上海蟹。上海蟹は活きた状態でないと食せないとても繊細な食材で今がまさに旬の時期です。
期間中は各参加店舗でこの時期ならではの上海蟹を使った料理が提供され、究極の美味・至福の沈黙と比喩される上海蟹の味覚を楽しむことできます。
上海蟹は淡水の生き物のため、臭みはなく食べやすく、さらに格別な濃厚な蟹ミソをいただけます。この時期を楽しみにしている人がいるというのも納得の美味しさで、タラバガニやズワイガニの蟹ミソのイメージで食べるとその違いに驚きます。
食べ方が難しいイメージの上海蟹の剥き方もプロの方から教えていただいたのでこの機会にぜひチェックしてみてください。
上海蟹フェアについて
本日2017年11月1日(水)より横浜中華街の各参加店舗にて上海蟹を使った料理の提供が始まりました。
代表的な姿蒸しの他にも上海蟹とお餅の炒め物や上海蟹の小籠包、上海蟹豆腐など調理方法は様々。メスは卵巣の卵、オスは白子が絶品の食材です。
ハサミの大きさだけでもオスメスの判別はできますが、上海蟹を裏返すと「ふんどし」と言われる部分でオスは三角形(写真左)、メスは横ラインのみ(写真右)という点からも判断ができます。
写真左:上海蟹 オス / 写真右:上海蟹 メス
上海蟹フェア開催初日には関係者向けにオスとメスの上海蟹がお披露目されました。オスは250グラム以上、メスは170グラムの特大サイズの上海蟹です。
参加店舗について
上海蟹フェアの参加店舗は全部で33店舗。
目の前で上海蟹を捌いてくださったのは上海蟹フェアに参加している「一楽」。フェア中は活上海蟹の丸蒸しや上海蟹の紹興酒漬けなどを提供します。
他にも華正樓 本店・新館や華都飯店、廣東飯店、均元樓など各店舗が上海蟹を使った料理を提供。参加店舗情報は公式サイトにてご確認いただけます。
上海蟹の剥き方について
熱々に茹でられた上海蟹。お腹のふんどし部分を頭側からはがし、続いて背中の殻をはがします。
すると両方に蟹味噌が付きどちらも黒い部分も含めて全て食べられます。…が、先に目の裏側あたりにある白い塊を取り除きます。(食べると身体を冷やすそうです)
さらに胴体の両側に白い房のようなものがついているので、こちらも取り除き準備完了です。
あとは割っていただきます。足の部分も手で簡単に胴体から離せるのでハサミやヘラを使って身をいただくこともできます。
濃いオレンジ色の部分が卵で上海蟹の一番美味しい部分。臭みはないため抵抗はなく見た目以上に物凄く濃厚です。他のもので例えようがないほど濃いミソがたっぷりと詰まっていました。
お店側が剥いてくれることもありますが、この機会に剥き方をマスターしたい方は動画もご参考ください。
目の前で捌いていただいた時、あまりの手慣れた早さには驚きました。ただ剥くだけでなく目で見て耳で聞けるように丁寧に解説をしてくださったので上海蟹素人の私でも理解できました。
上海蟹フェアは2017年11月1日(水)〜11月30日(木)まで開催中です。
希少な食材を食べられる今の時期をお見逃しなく!