相鉄ホテルマネジメントは、横浜駅東口の「相鉄フレッサイン」に「相鉄線今昔 鉄道コンセプトルーム」を設け、2021年12月1日（水）より予約受付を開始したことは既報の通り。

コンセプトルームはまるで博物館にいるような空間となっており、相鉄線や横浜駅の歴史に浸りながら宿泊の時間をたっぷりと楽しめます。

相模鉄道全面協力の下、7000系の運転台から取り外した各種部品等で再現した運転台をはじめ、壁面には相鉄線や横浜駅のこれまでを振り返る写真やポスターなどの貴重な資料を展示、そうにゃんに染まるベッドルームを展開するなど、充実のお部屋を覗かせてもらったのでご紹介です。

相鉄線今昔 鉄道コンセプトルームについて

横浜駅東口の「相鉄フレッサイン」に2021年12月11日（土）から2022年12月10日（土）までの期間限定で設けられる「相鉄線今昔 鉄道コンセプトルーム」。

コンセプトルームはコネクティングルームを活用し（隣り合った部屋同士が内側で繋がっている構造）、そうにゃん一色のベッドルームと運転台や資料・グッズをたっぷりと堪能できる空間の両方を宿泊者は独占して楽しめます。

ベッドルームでは「そうにゃん」のラッピング電車「そうにゃんトレイン」で使用している「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッションをはじめ、自由に手に取って眺められる絵本も配置。

どの角度から見ても「そうにゃん」の世界観が広がっているファンにはたまらない空間です。相鉄線の新型車両の写真なども展示されていました。

隣接のルームには誰が足を運んでもまず最初に目に留まる大きな運転台が配置されています。

相鉄線を運行していた7000系の運転台から取り外した各種部品を中心に雰囲気を楽しめるものとなっており、実際に触れながら運転士気分を味わうことも可能。

運転台に座って正面を向くとモニターには運行時の映像や運転手による操作の様子も見られ、外からは近くを運行する電車の走行音（他社線）まで聞こえてくるので非常に臨場感のある体験ができます。

ルーム内には実際に使用された電車名板や大型ヘッドマーク、小型ヘッドマークなど貴重な資料も盛りだくさん。

相鉄線の歴史だけでなく、横浜駅の昔にも触れられる写真も多く展示されており、非常に内容の濃いコンセプトルームに仕上がっている印象です。

1960年代半ば相鉄横浜駅に3本並んだ主力客車6000系

1969年 横浜駅改良工事（相鉄ジョイナス建設）が進む横を走る相鉄6000系

各写真に振られた番号は客室内に用意された資料と照らし合わせると実際にどの場面を示しているのかわかります。鉄道ファンや相鉄ファンだけでなく幅広い方々が見るだけでなく理解したうえで楽しめるのも魅力です。

客室内の写真は見たことのないものが多く、その場に滞在してじっくりと眺めたいものばかりでしたが、その中でも個人的には下写真の西口の駅ビル（現・シァル）と相鉄横浜駅の様子が現在の面影を感じながらも初めて見る光景で惹かれました。

コンセプトルーム内を余すことなく活用し、壁や扉、さらにはバスルームにも資料を展示。

宿泊者が少しでも多く楽しめるように細かな場所にまで展示品を用意しているので宿泊した際はあらゆる場所・角度から見逃さずに楽しみたいところです。

記事公開時点で既に2022年1月10日（月・祝）まで予約で満室となっているそうですが、コンセプトルームは2022年12月10日（土）まで実施中。横浜駅の「相鉄フレッサイン」だからこそ実現した宿泊体験をぜひ。

相鉄線今昔 鉄道コンセプトルーム 概要

■ 対象施設
相鉄フレッサイン 横浜駅東口（横浜市神奈川区金港町5-10）

■ 宿泊対象期間
2021年12月11日（土）～2022年12月10日（土）
相鉄フレッサイン横浜駅東口の公式サイトにて予約受付中（先着順）

■ 客室タイプ（1日1室限定）
ダブルルームとハリウッドツインルームのコネクティングルーム（延床28.4㎡）

■ 料金（税込表示）
1室76,000円（ダブルルームとハリウッドツインルームのコネクティングルームの正規料金）のところ、キャンペーン価格として、当面の間、1室12,000円で販売
※1泊食事なし・最大2名で宿泊可能でベッドはハリウッド型で2ベッドの仕様

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