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新横浜ラーメン博物館に北海道・旭川「蜂屋」のクセになるラーメン復活!あの銘店をもう一度

新横浜ラーメン博物館に北海道・旭川「蜂屋」のクセになるラーメン復活!あの銘店をもう一度

新横浜ラーメン博物館は、30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を2022年7月にスタートしました。

今回はそのプロジェクトの第24弾として、北海道・旭川「蜂屋」が2023年10月31日(火)から11月20日(月)まで出店。

同店は新横浜ラーメン博物館に1999年11月から2009年8月まで出店し、圧倒的なオリジナリティを持つ唯一無二の旭川ラーメンを提供していました。

北海道・旭川「蜂屋」

初代・加藤 枝直氏はアイスクリーム店を営業する傍ら、近所の日本蕎麦屋店から「中華そば」という食べものを知り、好奇心から全くの独学で特徴的な風味を持つラーメンを作り上げ、昭和22年12月8日に、アイスクリーム店「蜂屋」からラーメン店「蜂屋」として営業をスタート。

昭和22年当時の外観
昭和22年当時の外観

順風満帆だった蜂屋でしたが初代の枝直氏は交通事故により記憶喪失となり、一部のレシピは闇の中へ。

初代・加藤 枝直氏と奥様
初代・加藤 枝直氏と奥様

当時、二代目・加藤 直純氏は15歳。

直純氏は13歳から蜂屋の手伝いをはじめ、大学卒業後に正式に蜂屋で働きはじめ、初代の精神を受け継ぎ、絶え間ない苦労・挑戦により現在も繁盛店として営業を続けています。

左:二代目 直純氏 / 右:長男 信晶氏 2005年撮影
左:二代目 直純氏 / 右:長男 信晶氏 2005年撮影

同店のスープは、鯵の丸干しでとった魚介スープと、とんこつスープを別々にとって、最後にブレンドする、いわゆる「ダブルスープ」。

ラーメン

トンコツスープと魚介スープでは美味しく仕上げる時間帯が異なるため、別々にとってブレンドするという手法を考案。この手法はあまりにも手間と技術を要するため普及することはなく「蜂屋」の特徴のひとつになりました。

スープ

旭川ラーメン一番の特徴「低加水麺」。初代・加藤 枝直氏と兄にあたる加藤 熊彦氏によって作り上げられたこの麺は、麺に加える水の量が少ないため、スープをよく吸って麺とスープとの一体感が味わえます。

ちぢれ麺

その後、この麺は兄の会社「加藤ラーメン」によって旭川市内のラーメン店に普及し、その後は旭川のスタイルを象徴するものとなりました。

旭川ラーメンの特徴の1つである、どんぶり一面を覆う「ラード」も他店とは異なり独特な風味を持ち、蜂屋の代名詞である「クセはあるけどクセになる」と言わせた蜂屋一番の特徴となっています。

焦がしラード

あの銘店をもう一度 概要

■ 期間
2022年7月1日(金)~約2年間(各店舗約3週間)

■ 店舗数
約40店舗(現店舗を除く)
※出店期間内、1階ギャラリーにて出店店舗の特設展示

■ 所在地
横浜市港北区新横浜2丁目14−21(施設概要

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※価格やメニューなど掲載情報はいずれも記事公開時のものです。記事内容は今後予告なく変更となる可能性もあるため、当時のものとして参考にしていただき、店舗・施設等にて必ず最新情報をご確認ください。

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