新横浜ラーメン博物館に岩手・久慈「らーめんの千草」初代の味を再現!あの銘店をもう一度
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新横浜ラーメン博物館は、30周年を迎える取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を2022年にスタートしました。
今回はそのプロジェクト第29弾として岩手・久慈「らーめんの千草」が2024年3月6日(水)から4月7日(日)まで復活出店!
同店は2004年3月から2005年11月まで新横浜ラーメン博物館に出店し、今回の出店では原点回帰をテーマに3代目店主が“初代の味”を再現します。
岩手・久慈「らーめんの千草」について
昭和23年創業の「らーめんの千草」。
当時隣町で流行していた支那そばをみたことを機に遠藤正夫さん、レイさん夫妻は「千草食堂」を開業。
昨年75周年を迎えた「らーめんの千草」の味は昭和41年に二代目となる遠藤勝さんが引き継ぎ、久慈ではラーメンと言えば“千草”というくらいまで地元では知らない人がいないほどの有名店となりました。
平成10年頃から三代目となる遠藤圭介さんがお店に立つようになり現在に至ります。
今回の出店では原点回帰として初代の頃の味を再現。
圭介さん曰く、今の味が優しい味であるのに対して、昔の味は今よりも輪郭のあるラーメンで、ほとんどの人がライスを頼むほどの味わいだったとのこと。
当時と今ではスープの火加減や鶏油の量などが微妙な差で異なり「完成したラーメンはやはり今のものとは印象は変わる」と圭介さんは語ります。
スープは香味野菜までも一切使用しない丸鶏と鶏ガラのみの鶏純粋のスープ。
前日使用した醤油ダレと新しい醤油をブレンドし、スープに使った丸鶏の肉を漬け込んだ醤油ダレと合わせ、鶏の旨味が凝縮したスープに仕上げます。
麺はかん水少なめの白っぽい中細ちぢれ麺を使用。
具材は創業時から継ぎ足しの醤油ダレで煮込まれた鶏のモモ肉とムネ肉のチャーシューをトッピングします。
あの銘店をもう一度 概要
■ 期間
2022年7月1日(金)~約2年間(各店舗約3週間)
■ 店舗数
約40店舗(現店舗を除く)
※出店期間内、1階ギャラリーにて出店店舗の特設展示
■ 所在地
横浜市港北区新横浜2丁目14−21(施設概要)