横浜・利久庵の蕎麦と天ぷらに舌とろける!関内駅近くの老舗蕎麦屋さん
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横浜の関内駅近くにお店を構える、昭和22年(1947年)創業の「利久庵(りきゅうあん)」。
昭和の趣きを随所に感じられる和風建築の老舗蕎麦屋さんです。
立派な佇まいながら気張ることなく落ち着いて味わえる空間も素晴らしく、蕎麦はもちろん、つけ汁や天ぷらまで全てが美味しく、極上のランチを楽しめたのでご紹介。
利久庵(りきゅうあん)について
関内駅から歩いて数分と足を運びやすい場所にある老舗の蕎麦屋さん「利休庵」。
利休庵の店内は1階にテーブル席が数多く並びますが、この日は満席とのことで1階を通って2階席に案内されました。
2階は1階とは席の並びが異なり、2-3組で1室を共有する個室のような空間で食事を堪能。利久庵の利用は初めてだったので喧騒から離れ、静かに落ち着いて料理を味わえて良かったです。
つけ天蕎麦ランチ
入店から食べることを決めていた「天ざるそば」はもちろんのこと、席に着くと気になったのは「そばいなり寿司(330円・税込)」です。
あらかじめカットされたそばいなり寿司の中にはお米の代わりに蕎麦がふわっと包まれています。口に入れると蕎麦1本1本を感じられ、一度に多くの蕎麦を含むためほぐれるような舌触りが斬新でした。
蕎麦と一緒にヒジキも混ぜ込んであり、いなりのほんのり甘い味付けも美味しかったです。お米ほど食べてもお腹がたまらず、つけ天到着前の時間にお腹を少し活性化させられて良かったです。
そばいなり寿司を食べ終える頃、心待ちにしていた「つけ天(1,510円・税込)」の大盛り(+210円)が到着。
蕎麦がこの上なく美味しく、コシはありつつも食べ続けて噛み疲れない絶妙な食感。つゆをつけずに本来の味を噛み締めたくなる逸品で、蕎麦はもちろん海苔までもこだわっているのかと思うほど印象に残る美味しさでした。
同店は以前「アド街ック天国」にも登場していましたが、北海道十勝産の蕎麦粉を使用しているそうです。
そして天ぷらもまた絶品。
テーブルに運ばれているときから食欲そそる香りが広がり、揚げたて熱々の天ぷらです。衣はサクッと、カラッと揚げられた天ぷらは油のしつこさは皆無に等しく本当に美味しかったです。
海老の天ぷらは長さよりも太さが素晴らしくプリップリの食感を堪能でき、食べやすいように一口サイズにカットされたやさしい心遣いにも感動。
天ぷらはこの日、ヤングコーン、エノキ、カボチャ、インゲン、海老でした。蕎麦湯は鉄の急須という粋なかたちでいただけ、食べ終わるまで熱々の状態だったのも良かったです。
蕎麦だけでなく天ぷらまで美味しく、友人に「横浜ベイエリアの美味しい蕎麦店」を聞かれたら今後まず候補に挙げたいお店。駅から迷わず行ける距離にあり、昔ながらの雰囲気の中で食事できるのもまた推しポイントです。
利久庵(りきゅうあん)店舗概要
■ 所在地
神奈川県横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
■ 営業時間
11:00〜21:30
■ 定休日
日曜日