横浜中華街「王タレ」に歓声!蜂蜜の塊が16000本の糸・龍の髭に(お土産)
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横浜中華街を歩いていた時に偶然見つけた王タレ。
王タレは王や賓客に献上された伝統的な宮廷菓子で、今回は石のように硬い蜂蜜の塊から髪の毛よりも細い16,000本の糸状に変わっていく「王タレ」完成までの過程を目の当たりに。
メインストリート「中華街大通り」で作り始めるやいなやその場には大勢の人が集まり釘付け。横浜中華街は月に何回も訪れる私もその作る姿に見惚れて「王タレ」をお土産に買って来てしまいました。
横浜中華街で他では買えない・珍しいお土産を探している方にもオススメの商品をご紹介します。
王タレ 完成までを目撃!
横浜中華街のメインストリートを歩いている時に目に止まった王タレ。お店の方から「今から作るよ」と声をかけられて見てみることに。
コンコンと硬い蜂蜜の塊が他に例えようがないほど細く繊細な糸状に変化し、その糸状になった蜂蜜でアーモンドなどを包んだものが王タレです。
蜂蜜に長寿の願いを込めて、機械を使わずに職人の技術で蜂蜜を糸のように長く伸ばし幾重にも紡ぎ、王に献上された幸せと長寿の象徴とされてきたお菓子と言われています。
最初はこのような丸っこい塊。
そこに手を使って素早く穴を開けていき、塊をドーナツ状に変化させていきます。
そして職人技で手早く大きな輪っかに変化をさせていく職人。
伸ばしてひねってを繰り返してあっという間に蜂蜜を細い糸状に。職人の華麗なしゃべりと数秒足らずで変化していく蜂蜜で、その場にいた大勢の人の心を掴み、私もまたその掴まれたひとりとなりました。
途中経過として見せてくれた職人。作っている段階では動きが早くてわからなかった糸状に変化した蜂蜜の細さを見た時、その場にいた人々からは驚き混じりの歓声が漏れ一体感すら生まれていました。
紡いで作られた蜂蜜は水に入れるとシュワっと溶けてなくなるほど繊細で口に入れると無くなります。
偶然先頭で見ていた私も出来立ての王タレを流れで口の中に入れてもらいましたが、蜂蜜のしつこさや甘すぎさはなく蜂蜜とアーモンドが口の中でひとつに。
紡いだ蜂蜜は殆ど食感はなく、綿菓子のように口に入れた瞬間にジワッと溶けてくる楽しみとアーモンドときな粉の味を楽しめるお菓子です。
思わず私もその場でお土産に買って帰りました。
このように箱売りをしているのでお土産にもぴったりです。完成した王タレを見ると紡いだ蜂蜜の細さがわかると思います。
横浜中華街で他では売っていないお土産を買いたい方にはぴったりのお土産の紹介でした。他では体験したことのない食感と味わいで美味しかったです。
王タレ 販売の場所
横浜中華街 メインストリート「中華街大通り」に面している「チャイナスクエア」1階の前で販売されていました。
■ 所在地
横浜市中区山下144番地