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横浜のランドマークプラザ「ヌルヌルネクサス」体験レポ!大阪・関西万博の人気パビリオン継承の常設施設

横浜のランドマークプラザ「ヌルヌルネクサス」体験レポ!大阪・関西万博の人気パビリオン継承の常設施設

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」を継承する常設シアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」が2026年10月14日(水)に横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ5階にグランドオープンします。

同施設をプロデュースするのはメディアアーティストの落合陽一氏。

開業に先駆けて行われた内覧会では入口の「門」から始まり5つのエリアを巡る約60分の没入体験の片鱗が披露され、万博閉幕から1年を経て再び姿を現す“ヌル”の世界に、多くの人々が注目を集めました。

大阪・関西万博で約53万人が体験した「null²」が常設化

null²(ヌルヌル)は2025年に開催された大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンとして登場し、会期中にのべ約53万人が体験した人気のパビリオン。

閉幕から1年、多くのファンから「“null²”にまた会いたい」という声に応える形で、会期の定めのない常設施設として横浜みなとみらいに転生します。

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)

大阪・関西万博の「null²(ヌルヌル)」といえば、“目玉LED”の愛称で親しまれたミラー膜中央の丸いLEDと、1室のLEDシアターの姿が印象的なパビリオン。

同施設ではその体験を継承しつつ、入口「門」から始まり、5つのエリアをめぐる約60分の体験へと進化しています。※観覧時は作品保護のため入館時配布のシューズカバー装着

ヌルヌルネクサス体験レポ

ランドマークプラザ5階、ハワイアンレストランやお寿司屋さんの並びに位置し、明らかに外観から異様な存在感を放つ「ヌルヌルネクサス」。

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)外観

不可解な音は施設の共用部(通路)まで響き、中を覗けば奥まで続く不思議な空間。

商業施設内に「なぜこれが…!?」そんな違和感すらも覚える佇まいが期待感を高め、いざ入ってみると待っていたのは“異空間すぎる体験”です。

入った瞬間、床も壁も震え、鏡が自分を映す「門」と呼ばれる入口からスタート。

門/GATE 皆空鏡門
門/GATE 皆空鏡門

門の先「壱の間/さよならホモサピエンス」はデジタルヒューマンになった自分と対話したり、AIと人間が見せるさまざまな風景がミラールームの中に映し出される空間。

壱の間/さよならホモサピエンス

記号を手放す儀式が始まり、説明を聞き続けるも理解が追いつかず、頭の中で混乱と困惑が加速。

壱の間/さよならホモサピエンス

理解を諦めたのか、何かを手放したのか、人としての輪郭を置いていくような感覚で次の扉へ。

壱の間/さよならホモサピエンス

壱の間/さよならホモサピエンスは大阪のミラーシアターを横浜用にリバイバルした作品で、LEDの数が5面になった点も非常に大きな変化と落合氏。

壱の間/さよならホモサピエンス

扉を開けて、次は一切ビジュアルの体験がない空間「弐の間/無眼界の夢」へ。

弐の間/無眼界の夢
弐の間/無眼界の夢(暗闇前の様子)

真っ暗な無響室の中ではさまざまな音が流れ、目を閉じても閉じなくても同じ、“聴く世界”を体験。

始まると光が全くない“真っ暗な部屋”となるので閉所恐怖症の方は要注意。スタッフさんも対応してくださるので体験前に相談するのがおすすめです。

今や日本だけでなく世界中に展開されるイマーシブ施設とは一線を陵駕した、アーティスト・落合氏だからこその世界観が広がっていました。

人類の発明品約170点が並ぶ「参の間/THIRD ROOM 質量への憧」
人類の発明品約170点が並ぶ「参の間/THIRD ROOM 質量への憧」

思わず写真に残したくなる場所はもちろん、五感に訴えかけてくる仕掛けが多く、商業施設にいながら美術館で多くの作品を見ているようなひととき。

目の前の光景や体験に気づかされたり考えさせられたり、商業施設内のミュージアムとしてはかなり振り切った体験を楽しめました。

人類の発明品約170点が並ぶ「参の間/THIRD ROOM 質量への憧」展示作品

頭をフル回転させて五感を研ぎ澄ませ、行く先々で異なる芸術的体験。

終盤にはコンピューターが中で見ているような、もしくは中のAIが学習していくステップ自体を可視化したような空間が出現。

肆の間/FOURTH ROOM 潜在空間の夢
肆の間/FOURTH ROOM 潜在空間の夢

壱の間に似ている内装構造だけれど、この場所は話を聞くというより五感を使って体験できるのが面白いポイント。

インタラクティブに動くところは直感的に誰もが楽しめ、落合氏の作品を深く知っている方なら人間と計算と自然の関係を捉え直すきっかけにもなる場所です。

肆の間/FOURTH ROOM 潜在空間の夢

写真を撮り、振り返り、記号の世界“現実世界”に押し出され、最後のエリア「橋/BRIDGE 記号の彼岸」ではちょっとしたギミックを体験。ネタバレすると面白くないので現地でのお楽しみに。

落合氏の想い描くアーティスティックな世界観がひとつの館に落とし込まれ、万博のレガシーとして未来の可能性を示し続けてくれる常設施設。

落合氏は来年横浜の上瀬谷で行われる園芸博・横浜グリーンエクスポにて「null⁴(テトラヌル)」というパビリオンも出展。

開業記念式典では「ヌルヌルネクサスとテトラヌルは“補完関係”になるように設計されている」と落合氏は語り、両施設の繋がる体験にも期待を覗かせました。

メディアアーティストの落合陽一氏
メディアアーティストの落合陽一氏

ヌルヌルネクサスは地域住民や熱烈なファンに向けて、何度も楽しめるよう、月1または週1ぐらいのペースで生成コンテンツのアップデートを予定。

建築の観点からも大きな話題を呼んだ大阪・関西万博の「null²(ヌルヌル)」。

天井の都合により大きな建築スケールは難しく、内装構造を大切にしたランドマークプラザの「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」。

壱の間/さよならホモサピエンス
ランドマークプラザ「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」

自然豊かな区画に出展し、建築史上かなりびっくりするパビリオンになると落合氏が語る園芸博の「null⁴(テトラヌル)」。

null⁴のイメージ
null⁴(テトラヌル)のイメージ ©Yoichi Ochiai

みなとみらいという都市構造の拠点と自然の中にできる人工物のパビリオンがどう繋がり、どのような体験をみせてくれるのか楽しみになるお披露目会でした。

開業記念式典
開業記念式典に駆けつけた、ミャクミャクとトゥンクトゥンク

ランドマークプラザ「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」は2026年10月14日(水)に開業。

天候の影響も受けずに過ごせる、みなとみらいの新たな屋内お出かけスポットとしても要チェックです!

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)概要

■ 開業日
2026年10月14日(水)

■ 所在地
ランドマークプラザ 5階

■ 営業時間
9:30〜21:00(予定)
※日時指定・事前予約制
※予約枠は9:30集合回〜19:40集合回

■ 料金(税込)
大人(13歳以上):平日3,900円/土日祝4,500円
子ども(4〜12歳):平日3,000円/土日祝4,000円
※3歳以下は大人1名につき1名まで無料

■ 公式サイト・チケット
https://null2.nexus

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