JICA横浜がリニューアル!“国際協力”をテーマにアートワークや作品展示
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JICA横浜は、国内外で活躍する複数のアーティスト・クリエイターが参画し、“国際協力”がテーマのアートワークを取り入れる新たなコンセプトのもと、展示や施設空間のリニューアルを実施しました。
リニューアルには、JICA横浜が実施する事業と関わりの深い複数のアーティストをはじめ、イラストレーターや建築家など、複数のクリエイターが参画。
参加型の作品やアートワークの体験ができるほか、3階のレストラン「ポートテラスカフェ」もアーティストによる作品やテラスソファ席を新たに配し、心地の良い空間で食事や喫茶を楽しめるよう生まれ変わりました。
JICA横浜 リニューアルについて
1階・2階ギャラリーでは、新たな常設展示として、JICA横浜が取り組む国際協力や地域連携事業、SDGs、移住者・日系人支援事業を紹介。
1階ギャラリー事業紹介展示
この展示デザインは、dot architects(ドットアーキテクツ)が手掛け、世界の海と、大陸や島をモチーフとしてデザインされています。
1階 JICA事業紹介展示 dot architects
グラフィックデザインはUMA/design firmが手掛け、写真や図を交えながら、わかりやすく学べる展示となっています。華やかさや楽しさのある空間の中で、国際協力について、寛ぎながら知り、学べる場を演出します。
2階 JICA事業紹介展示 dot architects
館内の3箇所には国際的に活躍している日系ブラジル二世のアーティスト、大岩オスカール氏による新作を設置。「トラベリング・アラウンド・ザ・ワールド」と名付けられた本作品は、1階エントランスと、2階エントランス、そして列柱の一連の作品から構成されます。
2階 大岩オスカール 吹抜柱の作品
1階エントランスに設置予定の作品は、大岩氏本人が来日し、ガラス面に直接手書きで制作することが予定されています。(来日時期未定)
1階 大岩オスカール エントランスの作品(作家来日時 現地制作予定)完成予定図
また3階レストラン「ポートテラスカフェ」内の3つの柱には「Territorial Displacement」と名付けられた作品を展示。
3階 ジェームズ・クドウ「テリトリアル・ディスプレイスメント」
中南米地域の自然から着想を得ながら、世界に共通して存在する大地、空、植物、鳥などがモチーフとして描かれます。
窓から見える横浜の海や空の色との関係も考慮された本作品は、JICA横浜のために新たに制作されました。美しい自然の要素をJICA横浜の建物に挿入することで、心地よさやリラクゼーションを人々に感じてもらうと同時に、自分を見つめ直す時間をもたらすことを意図して作られています。
そのほかにも、藤浩志氏による「メッセンジャー」や、イクタケマコト氏によるぬりえ作品「日系移民の歩み」など参加型の作品も2階に展示されます。
2階 藤浩志「メッセンジャー」
2階 イクタケマコト「日系移民の歩み」
※写真:加藤健(作品・展示の写真はすべて)
JICA横浜 施設概要
■ 所在地
神奈川県横浜市中区新港2-3-1
■ アクセス
JR桜木町駅 徒歩15分 / 馬車道駅(みなとみらい線)徒歩8分
■ 開館時間
10:00~18:00 (最終入館 17:30)
※1・2階ギャラリー部分・各施設詳細は公式サイト確認