#伝統を受け継ぐドリア

シーフドリア

洋食の人気メニュー「ドリア」は日本発祥のグルメ。昭和2年（1927年）開業のホテルニューグランドから生まれた料理で、初代総料理長が当時体調を崩していたお客さんからのリクエストで即興で創作した一皿といわれています。好評を博した本料理はのちに「Shrimp Doria（海老と御飯の混合）」という名前でレギュラーメニューとなり、現在もホテルの名物料理として多くの方に愛されています。詳細»

#ナポリタンの原点

ナポリタン

いまや国民食として親しまれている「ナポリタン」。こちらもホテルニューグランドで誕生した横浜発祥のグルメです。終戦して接収後、ホテルに大量に持ち込まれたスパゲッティが残っていたことから、2代目総料理長が茹でたスパゲッティに塩、胡椒、トマトケチャップを和えた物を米兵が食べていたのを参考に開発したのがはじまりといわれています。ホテルニューグランドのナポリタンはトマトケチャップではなく生のトマト・水煮のトマト・トマトペーストをベースに作られており、現在もホテル内の「the CAFÉ」にて当時と変わらない至高の一皿を味わえます。詳細»

#発祥の地で味わうデザート

プリン・ア・ラ・モード

GHQに接収されていた時代にアメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいとパティシエが考案した、ホテルニューグランド発祥の一品。見た目にも華やかでボリュームのあるものを出そうと、プリン1個だけでなくアイスクリームや缶詰の果物を加えて出したことがはじまりといわれています。多くのデザートを提供するために特殊な器「コルトンディッシュ」を採用すると、この洗練されたスタイルから“プリン・ア・ラ・モード”と呼ばれるようになりました。ホテルニューグランドの「the CAFÉ」ではそのコルトンディッシュがいまも使われています。詳細»

#熱々のご当地麺

サンマーメン

サンマーメンは横浜市中区の中華料理店から戦後に発祥したといわれている横浜のご当地麺。聞き慣れない言葉に“秋刀魚”を想像する方もいると思いますが、サンマーメンは炒めた野菜や肉にとろみを付けて、醤油ベースのスープと麺をあわせた料理です。あんのかかったスープは麺によく絡まり、麺の食感と旨みが凝縮したスープの相性は抜群。シャキシャキとした野菜の食感をアクセントとして楽しめるので最後まで飽きることなく美味しく楽しめます。詳細»

#横浜生まれの一杯

横浜家系ラーメン

豚骨醤油ベースのスープを特徴とした横浜発祥のラーメン。日本各地で目にする“家系ラーメン”ですが、その発祥のお店が「家系総本山 吉村家」です。スープは醤油ダレで味付けされ、麺は太くてもちもちとした食感、具材にはチャーシュー・海苔・ほうれん草がよく使われています。吉村家は横浜駅西口から歩いて数分の場所に店舗を構える、連日行列の絶えない超が付くほどの人気店です。詳細»

#日本の食パンの原点

食パン

横浜元町で明治21年（1888年）に創業した「横浜ベーカリー宇千喜商店」。現在は「ウチキパン」として営業し、山型食パン「イングランド」が代表商品です。初代は横浜で船員向けにパン屋を開いたイギリス人の元で修行し、日本で初めて一般家庭に食パンを販売。その時に発売していた食パンこそが今も人気の「イングランド」で、酵母にホップ種を使用するという手間のかかる創業当時の製法で作り続けています。詳細»

#言わずもがな横浜名物

シウマイ

昭和3年の誕生以来、横浜土産の定番として愛され続ける崎陽軒のシウマイ。豚肉と干帆立貝柱の旨みが詰まった一口サイズのシウマイは、冷めてもおいしいのが特長。崎陽軒本店内のレストランで出来立て熱々のシウマイも食べられます。詳細»

#明治時代にあいすくりん

アイスクリーム

明治2年に横浜から発祥したアイスクリーム。横浜・馬車道通りで町田房造が初めてアイスクリーム「あいすくりん」を製造販売し、牛乳、卵黄、砂糖のみで作られたアイスクリームは当時シャリっとした食感だったといわれています。現在は当時の味をイメージして作られた、ちょっと懐かしい味わいの「横濱馬車道あいす」がタカナシ乳業から発売されています。詳細»