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横浜「馬の博物館」根岸競馬場や馬の文化・歴史学べる!ポニーセンターには本物の馬も

横浜「馬の博物館」根岸競馬場や馬の文化・歴史学べる!ポニーセンターには本物の馬も

根岸森林公園内をぐるっと散策し、その流れで公園に隣接する「馬の博物館」「ポニーセンター」に初めて入館してみました。

横浜は日本の洋式競馬の発祥の地といわれており、1866年には根岸競馬場が完成。

根岸森林公園にはその競馬場の一等馬見所が残っており、博物館ではこの競馬場の歴史をはじめ、常設展と企画展を通じてさまざまなテーマで馬について学べたのでご紹介です。

馬の博物館と根岸競馬場について

横浜開港に伴って外国人居留地ができ、1860年代に外国人が日本でも競馬を開始。1866年に根岸競馬場が完成し、以降1942年に幕をおろすまで競馬が行われたそう。

馬の博物館

根岸競馬場のスタンドは関東大震災で被害を受け、建築家モーガンによって再建。根岸森林公園の中にある古く目を惹く特徴的な建物はその一部で、旧一等馬見所といわれています。

旧一等馬見所

根岸森林公園と競馬場の関係は旧一等馬見所だけに留まらず、公園全体に当日の競馬場の面影を残す場所であることを博物館で学べました。

旧一等馬見所

1930年代当時の一等馬見所。

旧一等馬見所

根岸森林公園が競馬場だった当時、現在の公園周辺をコース(本馬場)として馬が走り、一等馬見所から眺めていたようです。旧一等馬見所のすぐ近くの遊具のある広場は当時パドックだったとのこと。上空から根岸森林公園を見るとよくわかります。

今でこそ公園として大人から子どもまで大勢の人で賑わう自然豊かな公園ですが、こうした歴史があることを馬の博物館で詳しく勉強できました。

旧一等馬見所

根岸森林公園と競馬場の関係性が分かると「馬の博物館」「ポニーセンター」があることも納得です。

旧一等馬見所

馬の博物館について

馬の博物館は2フロアで競馬場の歴史から、馬の特徴や馬の文化、芸術と馬の関係などテーマを変えながら馬のことを徹底的に紹介。

馬の博物館

日本の歴史における馬の役割などこれまで気に留めたことのない視点で、まるで美術館にいるような荘厳な空間の中でじっくりと見学できました。

馬の博物館

第4展示室は他の展示室とは雰囲気が変わりカジュアルに、馬の進化から家畜化にいたる流れ、馬の生態や歴史を模型展示等を通じてわかりやすく紹介。

あいにく感染対策中は休止中でしたが、実際に馬具をつけたり、馬力を測ったり、馬の視野を体験できたりと体験型のコンテンツも本来であれば楽しめるようでした。

第2.3展示室は大人向けの本格的なコンテンツ、第4展示室は比較的読みやすく内容もやさしい展示もあったので子どもと一緒に訪れても退屈しにくいかと。

ポニーセンターについて

馬の博物館のすぐ近くには無料で見学可能な「ポニーセンター」もありました。

ポニーセンター

馬により親しんでもらおうと設けられており、馬場に放牧されている馬の様子を間近で見たり、乗馬したりと楽しめます。

主に第三日曜日を中心に馬の試乗会やポニーの試乗、毎週土曜日には馬への餌やり体験なども実施。

ポニーセンター

ポニーセンター

ポニーセンターの周りには馬にまつわる歴史的な道具も展示されているなど、馬の博物館とあわせ、馬にまつわるコンテンツが想像以上充実していて知らないことを多く知れて楽しかったです。

ポニーセンター「モアー」

ポニーセンター「ヘイテッダー」

根岸森林公園が初めての方は園内散策とあわせて、「馬の博物館」「ポニーセンター」に足を運ぶとより一層楽しい時間を過ごせるのでぜひ。

馬の博物館 施設概要

■ 所在地
横浜市中区根岸台1-3

■ 開館時間
11:00~16:30(入館は16:00まで)

■ 休館日
月・火曜日(祝日・振替休日は開館し、直後の平日を休館)※まん延防止等重点措置の適用期間中、火曜日も休館

■ 入館料
大人 100円 / 小・中・高校生 30円
※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額)
※毎週土曜日は小・中・高校生の入館無料
※特別展・企画展開催期間中は変更となる場合あり

<ポニーセンター>
時間:9:30~17:00
休苑日:月・火曜日(祝日・振替休日は開園、直後の平日を休園)
※まん延防止等重点措置の適用期間中は火曜日も休園
入園料:無料

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※価格やメニューなど掲載情報はいずれも記事公開時のものです。記事内容は今後予告なく変更となる可能性もあるため、当時のものとして参考にしていただき、店舗・施設等にて必ず最新情報をご確認ください。

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