三溪園で横浜市指定有形文化財「鶴翔閣」貴重な内部を特別公開!子ども向け夏の体験イベントも
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横浜の国指定名勝「三溪園」は、横浜市指定有形文化財「鶴翔閣(かくしょうかく)」の内部を2024年8月10日(土)から同16日(金)まで特別公開します。
1902年(明治35)に創設者・原三溪氏の住まいとして建築された「鶴翔閣」は戦争の激化に伴い改変されたのち、2000年(平成12)に創建当初の姿に復原されました。
延べ床面積約950㎡と三溪園の歴史的建造物のなかでも際立って大きい建造物で、通常時は非公開となっているため内部をじっくりと見学できる貴重な機会です。名称の由来は鶴が飛翔する印象の外観に由来。
夏のイベント
期間中の14日(水)と15日(木)には鶴翔閣の茶の間棟にて、瓦に施された模様や文字を和紙に写し取るワークショップの無料イベントも開催。 ※時間:10:00~15:30(所要時間約15分)
園内の歴史的建造物に使われていた瓦を手に取って間近で見られる他、伝統的な転写技術を体験できます。ボランティアの手伝いがあるため小さな子どもも気軽に参加可能です。※
8月17日(土)と18日(日)には蓮の花の見ごろを終えた蓮池にて子ども向けの無料体験イベント「ザリガニ釣り」も行われます。※定員100名・予約不要・釣竿は貸出品のみ使用可能・持ち帰り不可
8月8日(木)~12月22日(日)までは三溪記念館の第3展示室にてパネル展「三溪園の古建築修理-月華殿と旧東慶寺仏殿―」も観覧できます。
約3年半にわたる修理工事を終えた、月華殿と旧東慶寺仏殿の修理過程や修理箇所などを写真とイラストにて学べる観覧無料の展覧会です。
三溪園 概要
■ 場所
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
■ 開園時間
9:00~17:00(最終入園16:30)
※「鶴翔閣」特別公開:9:00~16:00
■ 入園料
大人900円/小中学生200円
※横浜市内在住の65歳以上700円(公的証明書の提示必要)
2024年8月12日(月・振休)までの金・土・日・祝日には蓮を見て・触れて・楽しめる「観蓮会」を開催中!