帆船日本丸 ドックの水ぜんぶ抜いた貴重な姿を撮ってきた!大規模改修中
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重要文化財に指定されている「帆船日本丸」は、大規模改修により20年ぶりにドック内の海水をすべて排水。
ドライドック状態で老朽化している船体・船底、甲板、ヤードなどの修繕が行うため、現在帆船日本丸では海水を抜いた貴重な光景が見られます。
普段は海水で見えない船底はもちろん、ドック内の様子や帆船日本丸のスクリューなど今だからこそ見えるものも多く写真に撮ってきたのでご紹介。
大規模改修による帆船日本丸
帆船日本丸は、2019年3月29日まで(工事状況により変更の場合あり)大規模改修のため一部通行止めを実施。今回はその立入禁止エリアの外から撮影しました。
海水が全くない状態でも船底のブロックと両サイドの鎖・橋で自立する帆船日本丸。見慣れた帆船日本丸も海水がないだけで随分印象が違います。
帆船日本丸の後ろ側にまわると海水に隠れてあまりよく見えないスクリューもこの通り、はっきりキレイに見えました。
また水をぜんぶ抜いた状態のドックの姿を見られるのも大変貴重。底へと続く階段や側面も肉眼ではっきりと確認できます。
撮影時は海水を抜き、ドック底面の堆積土砂の撤去などを行っていましたが、今後は長い間メンテナンスされていなかった船体の補修や塗装を予定。補修と塗装後の帆船日本丸は見違える様に綺麗になるとのことなのでドック注水の前に改めて訪れたいと思います。
海水に浮かぶ帆船日本丸はもちろん、大規模改修の期間だからこそ見られる貴重な姿も、ひと目見てみてはいかがでしょうか。
■ 帆船日本丸 概要