横浜・帷子川の水源めぐり!自然と水音に心が和む癒しのお出かけ
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横浜駅周辺を流れ、横浜港に注がれている全長約17キロの二級河川「帷子川」。
横浜駅西口のムービルや東口の横浜ベイクウォーター周辺で普段何気なく見ている人もいるであろうお馴染みの川ですが、初めて「水源」を見てきました。
カジュアルに散策できる今回の水源めぐり、週末の過ごし方としても良かったのでご紹介です。
帷子川について
帷子川といえば度々話題となるのが読み方です。
読み方:かたびらがわ
横浜駅周辺でいうとムービルとジョイナスの間、相鉄線やJR線の沿線沿いを流れている川が「帷子川」です。
上写真の帷子川は左奥にてムービルやビックカメラの前を流れる「幸川(さいわい川)」と繋がっており、幸川は横浜ビブレまで続きます。
ムービル・ビックカメラ前を流れる幸川
横浜ビブレの前を流れる幸川
さらに「幸川」に繋がる、イアス前の「新田間川(あらたま川)」は保土ヶ谷区方面から流れる帷子川が途中で分岐した川です。
イアス前を流れる新田間川
帷子川には魚もいろいろ生息。横浜駅周辺の帷子川を眺めていると偶然にも2匹のエイが目の前にやってきました。
帷子川の水源めぐり
横浜駅と近しい関係を持った帷子川。大岡川源流域の散策が思いの外、面白かったので探してみると横浜市内にあることがわかったので行ってきました。
場所は横浜市旭区の若葉台。
水源には専用駐車場はないため、周辺をまわって見つけたコインパーキングに停めて、いよいよ「帷子川水源めぐり」の始まりです。
道は舗装されている部分を中心とし、尚且つ平坦で歩きやすいのでカジュアルな格好でも十分余裕で見に行けました。
初めて源流を見たときは森の中だったので住宅街の傍にあることも新鮮で、交通量は少なめだけれど車道もあるので走行音も時折耳に届く環境と、緑豊かな遊歩道というギャップも面白い場所です。
自然の香りに包まれながら、この先どのような空間が広がるのかと胸を弾ませながら散策開始。
歩きやすさ抜群の遊歩道ながら自然を浴びられ、日頃の喧騒を忘れてリフレッシュ。
すれ違う人もいない中、静かにのんびりと自然に触れながら前進。
帷子川の水源という未知のものを探し求める時間は常に冒険心をくすぐられ、自然の中をただ散歩するときとはまた違う喜びや驚きを得られます。
水源に期待が高まる澄んだ水の流れ。
たまに通りにくい場所もあったり。
ひたすら水の流れに沿って散策。
水源まで約50メートル。
そして・・・
ついに帷子川が水源に到着!!!
湧水のように下から溢れ出す帷子川。ここから何十キロも流れて横浜駅、最終的には横浜港に注がれると思うと胸熱です。
山や森の中にグイグイと突入するタイプの水源ではないけれど、それゆえに誰もが手軽に水源を体感でき、こうしたスポットが横浜市内にあることにも驚きました。
身近にある川の水源や源流を知ると、その川に対する愛着が一層増して川を見るのが楽しくなってくるので機会があればお出かけの参考にぜひ。
ちなみに「帷子川」という名前は、当時北側の河口部沿岸がなだらかで片側だけが平地だったことから「片平」といわれ、それが「帷子」の由来になっているそうです。
横浜市保土ケ谷区の川辺町の「帷子川親水護岸」はプールのある公園と隣接する川と身近に触れ合える施設として人気。平成7年(1995年)には第6回「まちなみ景観賞」も受賞している街の賑わいスポットです。