横浜元町の観光ガイド

ショッピング魅力のエリア

開放感が心地良く、一直線にのびるショッピングストリートをぶらぶらとお買いもの♪ファッションブランドをはじめ、雑貨やカフェ・レストランが揃い、裏路地のストリートには個性派揃いのお店が軒を連ねる、街全体が人気の観光スポットです。

横浜元町の場所はココ!

山手元町エリアは下地図のオレンジ色の部分

横浜みなと観光マップ(横浜元町の場所)
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■ 最寄駅・所要時間
みなとみらい線「元町・中華街駅」直結/JR「石川町駅」徒歩2分

※徒歩目安:元町からから山下公園まで徒歩5分/横浜中華街まで徒歩3分

山手元町は密接な位置関係

丘の上に位置する山手エリアの麓に、ショッピングストリートを有する元町エリアが位置。

両エリアは隣接しているので徒歩移動でき、また元町から山手を経由する周遊バスも運行(大人210円)しているので状況に合わせて観光可能です。

周遊バス「あかいくつ」

元町から丘の上にある山手エリアに向かう道中はやや急坂。

足腰や体力に不安のある方はみなとみらい線「元町・中華街駅」の6番出口付近に山手の丘に向かうエスカレータ・エレベーターで移動できるので、プチ情報として知っておくと安心です。

周遊バス「あかいくつ」も山手の「港の見える丘公園」まで運行しているので時刻表や停留所の情報を事前にチェックしておくのも吉です。

元町の魅力と歴史

元町ショッピングストリートは全長600メートル続く、歴史ある商店街。

元町ショッピングストリート

元町の歴史は横浜開港時(1859年)まで遡り、1860年1月に横浜村の居住民が隣接する“本村”に強制移転されられた後、本村を“横浜元町”に地名変更したことが始まりです。

元町のシンボル「フェニックスアーチ」
元町のシンボル「フェニックスアーチ」

山手の居留地に外国人が住むようになると元町通りに山手の住宅と関内の商館を日常的に行き来する人が増え、当時主としていた農漁業から外国人を対象に商売する住民が増えていきました。

現在、メインストリートと呼ばれる元町通りは道の両側にブティックや小売店、カフェやレストランなどが立ち並び、西洋の雰囲気が残る街並みに包まれながらショッピングを楽しめます。

ハマトラ発祥の地
女性向けファッション雑誌が横浜のファッションスタイルを取り上げると1970年代後半から1980年代前半にかけて「ハマトラ(ヨコハマ・トラディショナルの略)ブーム」が全国的に広がりました。

当時、3種の神器として人気を博した洋服の「フクゾー」・バッグの「キタムラ」・靴の「ミハマ」は現在も元町の顔をとして人気を誇っています。

洋服の「フクゾー」
洋服の「フクゾー」
バッグの「キタムラ」
バッグの「キタムラ」
靴の「ミハマ」
靴の「ミハマ」

知っておきたい隠れた魅力
元町通りだけでなく裏路地にある「元町仲通り」もぜひ知っておきたいスポットです。

元町仲通り

メインストリートに対して細めのストリートである一方、ココには個性派揃いのお店が集結!

雑貨・ファッション・カフェ・レストランなど個人経営のお店が多くひしめき合い、西洋風のお洒落な雰囲気とはまた違う独特の世界観と共にお買い物を満喫できます。ショッピングが目的ならば元町通りと元町仲通りをグルっと見て回るのがおすすめです。

日本の食パンの原点
明治21年(1888年)横浜元町で創業した「横浜ベーカリー宇千喜商店(現在は「ウチキパン」)」。

ウチキパン

横浜で船員向けにパン屋を開いたイギリス人の元で修行した初代が日本で初めて一般家庭に食パンを販売。

その時に発売していた食パンこそが今も人気の「イングランド」で、酵母にホップ種を使用するという手間のかかる創業当時の製法で作り続けています。