横浜・三溪園の紅葉ライトアップ初鑑賞!古建築とイチョウ・モミジ織りなす庭園散歩
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横浜を代表する国指定の名勝「三溪園(さんけいえん)」で秋の紅葉を楽しむ企画として12年ぶりにライトアップが始まったということで初めて“夜の庭園”を散歩してきました。
庭園内では紅葉したイチョウとモミジの観覧はもちろん、歴史的建築物と紅葉が織りなす趣のある風景が広がり、山下公園通りのイチョウ並木ともまた違う秋ならではの時間を過ごせます。
夜の入園自体が初めての私にとっては三重塔がライトアップした光景も見どころのひとつで、充実の秋散歩を楽しめたのでご紹介です。
三溪園 紅葉ライトアップ散歩
12年ぶりに紅葉のライトアップを実施している三溪園。※12月12日(日)まで期間中の金土日
ライトアップは日没30分前から20時まで。紅葉の場所だけでなく園内各所がライトで照らされ、見慣れた三溪園も幻想的に感じられ、紅葉の観覧だけでなくその場にいる時間も楽しめました。
正門入口から入園すると最初に目に飛び込んでくるのはやはり三重塔のライトアップです。ライトアップされた三重塔は神々しく、大池に反射して浮かび上がる光のラインも見惚れるほどの美しさ。
大池に沿って足を進めながら夜ならではの三重塔のライトアップを満喫。
三溪記念館の方向に向かうとモミジのライトアップが来園者を歓迎しています。
照らされて一層美しく輝くモミジ。
私が訪れた日は赤色にまだ紅葉していないモミジも多かったけれど、三溪園で初めて見るライトアップの景色を夢中で眺め楽しんでいました。
さらに足を進めると歴史的建築物と紅葉が織りなす風情ある景観が広がります。
正直紅葉の木々だけがやんわりライトアップされている程度だと思っていたので(失礼)、これほどまでに美しさはと驚いていました。引いた場所から見ても見応えのある格別な秋散歩に大満足。
上もイチョウ、下もイチョウ。
ライトアップしたダイナミックな秋景色が広がります。
ちなみに昼間に同じ場所を訪れると、イチョウを色濃く観覧でき、夜とはまた違う顔を楽しめます。
2020年撮影の黄落
期間中は普段は開放されていない聴秋閣奥の渓谷沿いの遊歩道も開放されているので昼と夜どちらに行こうと考えている方は参考に。
2020年撮影の聴秋閣
写真は昨年撮ったもので夜間の開放は行われていないので注意です。2021年も特別開放中で期間中の9時から17時に開放されています。
重要文化財・旧天瑞寺寿塔覆堂の裏を見終えて再び大池の方に戻って次は重要文化財指定の旧矢箆原家住宅方面へ。
旧矢箆原家住宅周辺も遊歩道を歩いて紅葉のライトアップを楽しめました。
ライトアップ鑑賞園路の遊歩道一部は一方通行が採用され、まだ完全に見頃を迎えていないということもあるのか、夜はそれほど混雑もなくゆったりと紅葉を鑑賞できたのもポイントです。
奥の方には滝も流れその音は遊歩道まで届き、目と耳で紅葉の風景を楽しめるのは見ものでした。
最後はぐるっとあたりの紅葉を眺めてライトアップした紅葉を心ゆくまで堪能。私のように夜の三溪園が初めての方は紅葉だけでなく三溪園のいつもとは違う雰囲気そのものも新鮮に感じ、歩くだけできっとわくわくしてくるはずです。
夜は冷え込み、寒いとせっかくの鑑賞もそれどころではなくなってしまうので、しっかりと着込んで暖かい格好で行くことも忘れずに。当日はあまりの寒さに茶屋の甘酒、さらに串団子なども早々完売していましたよ。
期間中に再訪して今だけの秋景色をまた楽しみたいと思える、とても綺麗で引き込まれるライトアップ紅葉でした。
モミジの紅葉はこれからが本格的な見頃を迎えそうな印象だったので皆さんが足を運ぶときは、もっと美しい紅葉を楽しめるのでは!
内苑や狭い通路での三脚・自撮り棒の使用は禁止です。ルールを守って楽しみましょう。掲載写真は全て手持ち撮影。
三溪園 紅葉ライトアップ概要
■ 所在地
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
■ 入園料
大人700円 / 小・中学生200円 / 横浜市内在住の65歳以上200円(濱ともカードの提示必要)
■ 2021年 紅葉ライトアップ
期間:2021年11月26日(金)〜28日(日)、12月3日(金)〜5日(日)、12月10日(金)〜12日(日)
時間:16:30〜20:00(最終入園19:30)
料金:入園料のみ
※17:00からは観覧範囲を一部制限・ライトアップは日没30分前(16:30頃)から20:00まで
その他、早朝入園チケットなども数量限定で販売しています↓↓